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第19回 売上の壁を超えるには設計図が必要

(2017.2.17)

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷(おおや)です。

 受験シーズン真っ只中で、お子様の受験の心配をされている方も多いことと思います。この時期は、雪にインフルエンザにと、自分では防ぎようのない外部要因が重なりますので万全の状態で受験を迎えるのもなかなか大変ですよね。ご子息の合格を願っております。

■ 今週の法則:
 売上の壁を超えるには設計図が必要

[解説]

 私は、拙書「売上1億円突破へのロードマップ」(第一法規)の中で、会計事務所には売上3,000万円の壁、7,000万円の壁、1億円の壁があると書きました。

 みなさまの事務所はいかがでしょう?

 「今まさに、その壁にぶち当たっているよ」という事務所も、「ようやく昨年あたりに越えられたような気がする」「もう何年も同じようなあたりでうろうろしているんだよと事務所によって状況は様々でしょう。

 実は私のお客様でも、この壁に当たっている事務所がいくつかありまして、ここ数週間、個人的には猛省しているところなのです。

 なぜならば、所長先生にアドバイスする私自身が「小成功病」に陥っていたからです。

※小成功病とは、「世間的には”さほど大きな成功”をしていないのに、既に成功者になった気分で満足してしまう心の状態」(拙書より)を言います。

 これをお読みの方々は、会計事務所が売上1億円を突破すると業界上位5%以内に入ることを既にご存知のことと思いますが、そのような背景もあり、お客様の売上が1億円2,000万円とか1億4,000万円とかを超えて来ると、アドバイスしている私自身が「このまま堅実に伸ばして行こう」的なモードになっていたことに気付かされたからです。

 前述の「売上1億円突破へのロードマップ」本にも書いていたように

は明確に違います。

 やはりお客様の発展段階に合わせて、設計図を書き換えねばなりませんし、これをお読みの先生も、次のステージに上がるためにはやり方を変えねばならないということですね。


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