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第17回 今年は「持たない経営・減らさない経営」に着手しませんか?

(2017.1.11)

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷(おおや)です。

 年初にたくさんの方から年賀状を頂戴しまして、ありがとうございます。

 以前は、「年賀状なんて、儀礼的で、果たして意味があるのか?」なんて思っていた時期もありましたが、今は、「仮に儀礼的な面があったとしても、1年に1度でもやりとりさせていただける方がいるということはありがたいことだなあ」と思うようになりました。

 折角、また1年を過ごさせていただくのだから一人でも多く、やりとりできる仲間が増える2017年にしたいと思います。

■ 今週の法則:
 今年は「持たない経営・減らさない経営」に着手しませんか?

[解説]

 平成27年の国勢調査(総務省統計局)によって、日本の総人口が初めて減少したことが正式に確認されました。人口減少問題は、地方都市では既に10年・20年前から問題になっていたことですが今回はそれが都市部にも波及し、本格的に人口減少が始まったということです。

 では、人口減少によって一体どんな影響があるのか?ということですが、以下のような問題が顕在化してきます。

 ここで、「必需品マーケット」とは何かについて補足させていただきますと、

 「必需品」とは、高級品や贅沢品、特別な時のみ消費するものではなく、日用品や食料品、衣料品、各種サービス、住宅(新築・中古・賃貸)、耐久消費財などです。

 ですから、「これといった特徴や独自性のある商品・サービス」を提供していない企業は人口減少に伴って業績は低下し、確実に減って行くということです。

 つまり、これまでのように「イケイケ」で顧客を増やせる環境ではなくなるということです。

 更に、会計事務所業界には、以下の2つの波が押し寄せています。それは、

 会計事務所業界の人気の低下は、求職者の減少から実感されていらっしゃるでしょうが、税理士試験の受験者がこの5年で1万人も減っている現状を見れば、これ以上の説明は要らないでしょう。

 ですから、私はかねてより、「会計事務所は東京オリンピックまでに以下のことに着手する必要がある」とお伝えしています。それは、

の5つです。

 会計事務所の先生の中には、今でも「これまでも会計業界は厳しくなる、大変になると言われながらも何とかやってきたのだからこれからも厳しくはなるでしょうけれど、結局は何とかなると思いますよ」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

 私も「そうなったら良いなあ」とは思いますが、個人的には「ちょっと楽観的過ぎるのではないか?」と思っております。

 いずれにしろ、数年後には結果が出ますので、私を信じていただける皆様には今年は、上記1〜5に着手いただければと思います。

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前述の1〜5の実現に向けた勉強会「会計事務所5%倶楽部」を開催しております。

新年度は、平成29年2月3日(金)14:00〜18:00
場所は、東京都中央区銀座2丁目 「リロの会議室銀座中央通り」

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