★業界TOP5%を目指す会計事務所のための 会計事務所 経営の法則
一覧はこちら

第9回 顧問先との関係強化は、上司・先輩との定期訪問にあり

(2016.9.1)

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷(おおや)です。

 度重なる台風の上陸、超局地的なゲリラ豪雨など、各地で被害が起きていますね。
 被害にあわれた方がいらっしゃいましたら、一日も早い回復を願っております。

 そういえば、先日、どしゃぶりの雨の中を車で出かけましたら、途中の道路が冠水していて、水深は20cmくらいだとは思うのですが、冷や冷やした思いをしました。

 今流行りのSUVとかだったら、そうでもないのでしょうが、私の車はセダンなので、あと10cm水深が深かったら通れなかったでしょうね。

 よく、「アンダーパスで車が水没した」という話は聞きますが、先の水深を確認しないまま侵入すると「気付いたら水没」もあるのでしょうね。

 みなさまもどうぞお気を付けください。

■今週の法則:
  顧問先との関係強化は、上司・先輩との定期訪問にあり

[解説]

 みなさまの事務所でも、一度や二度は経験があるのではないでしょうか?

 では、なぜ、このようなことになるのでしょうか?

 所長先生にすれば、「事前に言ってくれれば、担当者を変えるとか、サービスの中身を変えるなど手は打てたのに」と思うことでしょう。

 しかし、実際はそうならないのです。

 なぜならば、お客様は長年、同じ担当者と付き合ったり、同じ会計事務所にお世話になっていると「〇〇会計さんの進め方はこういうもの」「〇〇さんとの話はこういう内容」という風に勝手にレッテルを貼って、「いつもと違う相談」はしないのです。

 ですから、もっと深い相談をしたいと思った時は「〇〇会計さんには、そういうことは相談できないしな」と勝手に解釈して、次第に相談しない関係が出来上がってくるのです。

 ところが、いつもお邪魔している顧問先に、担当以外に上司・先輩が訪問すると、普段とは違う人間、しかも情報量の豊富な人と話をしますので、

 いつも聞けない質問や中身の濃い相談を持ちかけられ、新たな顧客ニーズに気付いたり、より高次元の提案につながったりするのです。

 みなさまの事務所でも、是非、「〇〇会計さんはこういうもの」とレッテルを貼られる前に、担当者+上司・先輩で訪問して、顧問先との関係強化を図って下さい。