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第1回 売上計画を立てるなら、廃業・解約も見込むこと

(2016.5.19)

 株式会社ooyaビジネスクリエイトの大谷(おおや)です。

 今日から『会計事務所 経営の法則』と題して、事務所経営を円滑に行うための本質を、短くルール化してお届けしたいと思います。

 是非、楽しんでお読みください。

■今日の法則:売上計画を立てるなら、廃業・解約も見込むこと

[解説]

 究極のストック型ビジネスである会計事務所では、永らく、「新規顧問先を獲得すれば、最低でも5年〜10年は続くこと」が前提だったため、売上計画を立てる際に、廃業・解約による売上・顧問先数の減少を見込む事務所は少ないようです。

 それは、厳しい現実には目を背けたいということなのか?

 それとも、全くその発想がないのか?は定かではありませんが、「新規顧問先を獲得すれば、最低でも5年〜10年は続くこと」が前提ではなくなってしまった以上、廃業・解約を見込まないことには、新規獲得件数 < 廃業・解約件数 で「純減」ということも普通にあり得ます。

 悲観的に準備して、楽観的に行動することこそ、成功の秘訣ですね。