“現ナマ”飛ぶホストクラブ 税務署は動いているの?
カテゴリ:01.週刊NP 
作成日:05/26/2006  提供元:エヌピー通信社



 最近、やたらともてはやされている水商売。なかでもホストクラブは、観光スポットなどになるほどの人気。テレビなどでも“現ナマ”が飛び交う煌びやかな様子が報じられており、「税務当局は動いていないのか」といった声もあるが、もちろん、調査官は「夜の蝶」も厳しくマークしている。

 水商売の売上げ把握は難しいように思われるのだが、予想以上にしっかりチェックされている。たとえば、売上げの実態が1週間分しか把握できなかったとしても、来客数や顧客単価などから年間の売上げを推定することができる。

 さらに、オーナーの懐に転がり込む“あぶく銭”を見抜くことも朝飯前。所有する土地や高級マンション、高級外車などの保有資産を洗い出し、年間の売上げや帳簿などと比較する。つじつまが合わない場合は、「所得隠し」があるのではと、より厳しくチェックされる。

 テレビなどでは、インパクトを狙って現ナマが乱れ飛ぶ様子を報じている。よく、「現金の受け渡しなら把握しづらいのでは」ともいわれるだけに気になるところだが、夜の街で数百万円を持ち歩くのはかなり危険。実際には、カードなどで支払うケースが多いという。

 また、店によっては顧客が来店時に支払うことはせず、後日、ホストやホステスが自身の“お得意様”のところに出向き、売掛金を支払ってもらうケースもある。明日をも分からない水商売だけに、リスクを考えてできたシステムだが、こうした行動も当局はチェックしているので、「店で受け取るよりもごまかしやすい」というのは甘い考え。夜の街に色を添える水商売。活況になればなるほど、調査官が放っておくはずはないのだ。



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