税務職員採用試験の申込者数微減
カテゴリ:12.国税庁関係　トピック
作成日:08/19/2016　　提供元:２１Ｃ・ＴＦフォーラム


　人事院は、平成２８年度税務職員採用試験（高校卒業程度を対象）の申込者数が昨年度に比べ５４人減少の８３１７人となったことをこのほど公表した。申込者数が減少したのは平成２５年度以来。女性の申込者は２３４６人で全体の２８．２％（前年度２７．６％）だった。

　申込者数は、平成１６年度～２２年度までは７千人～８千人で推移していた。２３年度は９６６３人と１万人に迫ったものの、民主党政権下での国家公務員の新規採用抑制方針の影響で、２４年度は６１１３人、２５年度は４７１９人に減少。それが自民党政権になり新規採用抑制方針の見直しを受け、２６年度は７０５８人、２７年度は８３７１人に増加していた。
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　試験は、１次試験（学科）を９月４日に、２次試験（人物試験・身体検査）を１０月１２日～２１日のうち指定された日に実施。最終合格者は１１月１５日に発表される。合格者には書面で通知される。

　採用予定者数は７７０人程度で、採用されると来年４月に税務大学校に入校し、普通科７７期生として約１年間の全寮制の研修をした後、各税務署に配属される。