国税の納税証明書台紙のデザインを一部変更
カテゴリ:12.国税庁関係 トピック
作成日:03/02/2016  提供元:21C・TFフォーラム



国税庁はこのほど、国税の納税証明書台紙デザインを一部変更した。納税証明書は、確定申告書等を提出した場合の納税額や所得金額又は未納の税額がないことを証明書する書類。金融機関で融資を受ける場合をはじめ、様々な機関から様々なシーンで提示を求められる。

 近年では、偽造された納税証明書を使った新規融資の申し込みをする事件が多発しており、国税庁では偽造防止のため用紙変更を重ねてきた。台紙には、コピー機等で複写した場合に浮き出る「隠し文字」に加え、視線を変えることで二つの画像が現れるマーク、マイクロ文字などを施しているが、今回さらに、台紙中央のレリーフのデザインを変更したほか、特殊な金属箔を使用したマークを施すなど、より偽造しにくい体裁となった。

 新しい台紙は、平成28年3月以降に発行するものから順次使用を開始する。

なお、提出を受けた納税証明書について確認する場合の窓口は、発行した税務署の管理運営部門統括国税徴収官。確認の際には、納税証明書の種類、発行番号、納税者の住所・氏名(所在地・名称)、金額等の記載事項により問い合わせることとされている。

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