スタートする軽自動車税のグリーン化特例
カテゴリ:06.地方税 トピック
作成日:03/23/2015  提供元:21C・TFフォーラム



 好調な販売状況が続く軽自動車。燃費の良さに加え、自動車関係税が安いことも人気の理由とされている。その軽自動車税に、来年度から初めてグリーン化特例が導入されるなど、エコカー減税の流れが来ようとしている。

 具体的には、来月4月1日から来年3月31日までに購入した軽四輪等のうち、排ガス性能や燃費性能に優れたエコカーについて、2016年度分の軽自動車税が軽減されるグリーン化特例が実施される。

 対象となるのは電気自動車、天然ガス自動車、ガソリン車・ハイブリッド車(乗用車・貨物車)。電気自動車と天然ガス自動車は概ね75%、ガソリン車とハイブリッド車は2020年度の燃費基準の達成率によって、概ね25%から50%まで税額がそれぞれ軽減される。ただし、軽自動車税は4月1日が賦課期日にあたるが、今年4月1日に購入(新規登録)されたものでも、特例の適用は来年度からとなることには注意が必要だ。

 一方、同じ軽自動車税でも税率の引上げが予定されていた原動機付自転車(ミニバイク)と二輪車(オートバイ)は、適用開始を1年延期し、2016年度分からとすることになった。