国税庁が「法人番号」で出前講座
カテゴリ:12.国税庁関係 トピック
作成日:07/27/2016  提供元:21C・TFフォーラム



 国税庁が、法人番号に関する出前講座を実施している。法人番号とは、株式会社などの法人に指定される13ケタの番号。「行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平かつ公正な社会を実現する」ことを導入目的としており、行政機関サイドで法人の特定や名寄せなど情報管理の効率化が図れるほか、行政機関間の情報連携により行政手続上の届出や申請等のワンストップ化が実現すれば、企業側の負担も軽減するというメリットがある。

 法人番号は平成27年10月から登記上の所在地に通知されており、国税庁のホームページ上でも詳しい情報を掲載しているが、理解は今ひとつ進んでいない。国税庁にも「『法人番号』って聞いたことがあるけど、どういうものなの?」、「『新規開業した法人』を探しているが、効率よく探すことができないの?」、「『お客様(法人)が法人名や所在地を入力する手間』を省けないかなぁ?」といった問い合わせが寄せられているということで、国税庁法人番号管理室では、法人番号についての講演会や出前講座を実施している。

 職場や事業者団体での研修会、主催講演会などで希望があれば担当職員を講師として派遣。広報用資料「法人番号について」を用いて、利活用事例を含めた法人番号について20~50分の範囲内で説明する(マイナンバー等資料に基づかない内容は対象外)。

 講師の派遣期間は平成28年9月30日(金)まで。希望者は説明会予定日の2週間前までに問い合わせれば、原則、1週間以内に返答がくる。

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