確定申告での落とし穴!「なんでも経費」は通用しない
カテゴリ:16.その他 トピック
作成日:02/17/2016  提供元:21C・TFフォーラム



 2月16日から始まった確定申告を前に、お金のプラットフォームを提供する株式会社マネーフォワード(東京都港区)は、会計事務所で働く会計士・税理士・職員120名を対象に、「初めての確定申告に関するアンケート調査」を実施した。調査の結果、会計の専門家の6割近くが、初めて確定申告をする人が陥りやすいミスとして、1位に「全ての領収書を経費に含めてしまう」(57%)を挙げている。

 本来経費に含めるべきではないプライベートの食事代やタクシー代、備品など、事業以外で使ったものも全て経費に含めてしまうケースがあるという。2位は、「領収書やレシートの保管を怠る」(43%)で、領収書やレシートを紛失してしまうと、経費計上ができなくなってしまうと注意を喚起。3位には、「自分が確定申告をすべきかどうか分からない」(40%)で、確定申告すべきなのにしていない場合は、脱税になるので、要注意だ。

 初めて確定申告をする人への事前準備のアドバイスとしては、「領収書やレシートを保管する」ことが83%を占めて最多。また、半数以上が「早めに税理士に依頼する」(52%)、約半数が「そもそも確定申告をする必要があるか把握する」(48%)と回答。申告漏れや記入ミスがあると税務調査や追徴の対象になる可能性もある。不明点がある場合は早めに「税理士に相談する」ことが大切と提言している。

 初心者が判断しにくい項目としては、「資産譲渡の申告」(54%)と回答した専門家が半数を超えた。譲渡所得の区分、総合譲渡か分離譲渡か、取得原価不明の場合の申告などは知識がないと判断しにくい項目だという。2位は「自家消費」(41%)という結果になった。「自家消費」とは、事業で販売している商品を家庭で利用する場合や他社に贈与した場合の売上計上のことをいう。

 また、僅差で3位になったのは「家事按分」(38%)。「家事按分」とは、自宅で事業を行う場合や、自家用車を事業でも使用する場合等に、事業とプライベートで適切な割合で経費を計上することをいう。4位にも「経費の計上」(34%)が選ばれたことから、経費計上や特殊な売上計上には、専門的な知識が必要になることが分かる。なお、今年度の確定申告で注意すべき点として、44%の専門家が「ふるさと納税の扱い」を挙げている。

 同調査結果はこちら




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