税大が6月開催の「第6回特別セミナー」参加者を募集
カテゴリ:12.国税庁関係 トピック
作成日:05/19/2016  提供元:21C・TFフォーラム



 税務大学校では2011年から、研究成果をテーマに専門度合が高い講座を「特別セミナー」として開催し好評を得ているが、今年も6月8・9日の両日、埼玉県の同校和光校舎で開催する。第6回となる今年も各日午後から2講座(計4講座)を行う予定で、初日は昨年あたりから話題の国際課税関係についての講演が行われる。

 受講希望者は、5月26日までに、1)郵便番号・住所、2)氏名・フリガナ、3)連絡先、4)受講希望講座、5)職業を明記の上、はがき、FAX又は同校のホームページから受講申込み画面に必要事項を入力して申込む。◆講座内容は、以下の通り。

8日:
●BEPS最終報告書及びPost BEPS-近年の国際課税をめぐる動きと今後の課題-
・BEPS最終報告書(BEPSの経緯(まとめ)、BEPSプロジェクトの概要、BEPS最終報告書の概要、Post BEPS(勧告の円滑・効果的な実施とモニタリング・今後の課題/我が国への含意)<講師?国税庁国際業務課課長 池田義典>

●移転価格税制に係る文書化制度(平成28年度改正)の概要 -多国籍企業情報の報告制度を中心として-
・国別報告事項の提供義務・事業概況報告事項の提供義務・最終親会社等届出事項の提供義務・独立企業間価格を算定するために必要な書類の作成・保存義務<講師?国税庁調査課企画専門官 飯田淳一>

9日:
●遺言が行われた場合の課税関係 -換価遺言に焦点を当てて-
・遺言の種類とその効力・遺言の解釈・遺言と相続税・換価遺言とは何か ・換価遺言の法的性質・換価遺言に係る課税関係<講師 税務大学校研究部教授 小柳 誠>

●「消費税軽減税率制度」について
・軽減税率制度のポイント・軽減税率の対象となる品目・帳簿及び請求書等の記載と保存 (区分記載請求書等保存方式)・税額計算の特例(売上げ又は仕入れに係る税額の計算特例)・適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス方式)<講師 国税庁消費税軽減税率制度対応室主査 池永晃造>

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