納税コールセンターの閉庁日電話催告は5月29日・6月12日の2日間
カテゴリ:12.国税庁関係 トピック
作成日:05/26/2016  提供元:21C・TFフォーラム



 全国の国税局(所)の「集中電話催告センター室」(納税コールセンター)では、今年も閉庁日である5月29日及び6月12日の日曜日2日間、電話催告を実施する。

 納税コールセンターは、平成14年4月に東京国税局に導入後、16年9月から全国の国税局 (所)で運用が開始されもので、税務署において発生した滞納事案のうち一定の金額(原則として100万円未満)に該当するものについて、KSKシステムから送られてくる滞納者情報データを「集中電話催告システム」で処理し自動的に電話をかけて、その電話に滞納者が応答した時点で滞納税額等に関する情報が端末機画面に表示され、職員がその画面を見ながら納付の催告を行っている。

 同センターも通常、税務署等と同様に土・日曜日及び祝日(閉庁日)には執務を行っていないが、1)所得税等の確定申告における振替納税の口座引き落としが終わったこの時期に早期の滞納処理を行うため、2)平日に比べて滞納者との接触割合が高い土・日曜日及び祝日に電話催告を行うことで処理の効率化を図るため、平成17年分確定申告が終了した18年から毎年5月から6月にかけて行われている。

 なお、各国税局(所)の電話催告実施日をみると、5月29日は札幌・関東信越・ 東京・福岡の4国税局で、その他の国税局・所は6月12日となっている。