消費税免税店が全国で3万店舗超える
カテゴリ:03.消費税, 14.各省庁関係 トピック
作成日:05/31/2016  提供元:21C・TFフォーラム



 観光庁の調べによると、今年4月1日時点の消費税免税店が、全国で3万5202店と3万店を超えたことがわかった。

 消費税免税店(輸出物品販売場)は、外国人旅行者等の非居住者に対して特定の物品を一定の方法で販売する場合に、消費税を免除して販売できる(消費税法第8条)店舗のことで、政府の観光立国の実現に向けた施策の一つとして店舗の全国拡大が図られている。

 今年4月1日の全国の免税店の店舗数は、前年比87.5%増加した3万5202店と3万店を突破。この半年間だけでも6155店(21.1%)増えている。

 免税店の内訳をみると、三大都市圏(東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・京都・兵)は2万1693店、三大都市圏を除く地方は1万3509店で、この半年間の増加率は、三大都市圏の免税店が21.1%、地方における免税店が21.3%とともに2割を超えていて、全国満遍なく増えていることがわかる。

 また、国税局別では、東京国税局管内が1万2946店で最も多く、以下、大阪国税局管内7186店、名古屋国税局2783店の順だった。

 この件の詳細はこちら