セルフメディケーション税制の対象商品名を公表
カテゴリ:14.各省庁関係 トピック
作成日:06/24/2016  提供元:21C・TFフォーラム



 厚生労働省は6月17日、平成28年度税制改正で創設されたセルフメディケーション税制(スイッチOTC薬控除)の対象となる医薬品の具体的な販売商品名リストを公表した。同日現在の対象商品は1492品目で、今後も増減があることから、2ヵ月おきに更新する予定。

 公表されたリストには、販売商品名の他、製造販売業者名、成分名が記載されている。控除対象となった医薬品の成分で最も多かったのが消炎鎮痛剤としてシップ薬などに使われるインドメタシンで、「バンテリンコーワパップS」(興和)や「サロンパスEX」(久光製薬)など208品目あった。

 これに次ぐ成分が、プレドニゾロン吉草酸エステルで、「オイラックスPZ軟膏」(ジャパンメディック)や「メンソレータムメディクイックH」(ロート製薬)など184品目に使われ、以下、フェルビナクが「ハリックスホグリラ温感(ライオン)など154品目に、イブプロフェンが「ベンザブロックL」(武田薬品)など148品目に使われている。

 この税制の適用を受けるためには、控除対象医薬品であることがわかる領収書が必要だが、控除対象医薬品名が公表されたことにより、レシート等に印字された医薬品名が証明となる。