税務調査でのよくある風景
   
作成日:07/21/2016
提供元:マネーコンシェルジュ税理士法人
  


■アホー

実例です。

いつもは無口で落ち着いた感じの製造業の社長ですが、ある飲み屋の領収書の話になり、何が気に食わなかったのかわからないのですが、

「アホー」

と怒鳴って、席を立って出て行ってしまいました。

そんな言葉をその社長から聞いたのは、私も経理担当者もその時が初めてで、ちなみにその後もそんな言葉は口にされたことがありません。 

そんなことある?と思われるかもしれませんが、税務調査の現場というのは、一種異様な雰囲気なのです。

■社長が早口となり、言葉数が多くなる

現場イメージとしては、「色々と詮索されるのではないかとびくびくしている経営者」がまず座り、その横に「自分の経理ミスが発覚して経営者に怒られるのではないかと不安な経理担当者」及び「顧問税理士」が座り、向かいに「初対面の税務調査官が2人ほど」座ります。

この状況を想像しただけでも、税務調査の現場というのは非日常であるということをご理解いただけるかと思います。

大概の方はこの雰囲気に飲み込まれてしまいます。

税務調査官もそこは心得ていて、会社側が感情的に反応する部分(早口、言葉数多い、おどおど等)を中心に調査を進めてきます。

■経理担当者はシャイ?

他にも、実例として、自社オリジナル商品をほめられて・・・

→ 調子に乗ってしゃべる 
→ 調査官は調査の糸口を探している(売上のもれがないかなど) 
→ 実は自社オリジナル商品には全く興味がない?
→ 結果、余計なことまで話して、調査のきっかけを与えてしまう・・・

他にも、経理担当者が妙におどおどしてしまうというのがありました。

→ 経理担当者はどちらかというとシャイな方が多い? 
→ いつも以上におどおどしてしまい、「すいません」を連発 
→ 不審がられる、調査官が調子に乗ってくる 
→ 背景には税務調査で経理担当者自身の処理ミスが発覚するのではと不安がっているケースもあります
→ 結果、調査が長引いてしまう・・・

以上の出来事に対しては、実は事前対策があるのですが、ちょっと長くなりましたので、続きは下記のセミナーでご説明します。笑

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・税務調査の連絡時期によって対応が違う?
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1.税務調査でのよくある風景(早口、オドオド、感情的、アホー)
2.最初の会話がとても重要、その理由とは?
3.1~3月調査、4~6月調査、7~12月調査、どう違う?
4.決算書作成時に出来る税務調査対策
5.税務署に狙われやすい会社の13パターンとは?

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