今回は、反応がイマイチなホームページの改善方法についてお話します。 ◆頑張っているのに結果が出ない 「コンテンツを増やしたけど反応が変わらない」 「ヘッダー画像をワイドにしたけど、変化がない」 会員さまからこのようなご相談をよくいただきます。もちろんホームページの反応を上げるために、コンテンツを増やしたり、見た目を良くすることは非常に大切なポイントですが、一生懸命にホームページを改善しても、根本的なところがズレていると反応アップにはつながりません。 ◆気づかぬうちにズレてませんか? では、どうすればいいのか?というところですが、あらためて現状を踏まえつつ、下記の点を見直してみましょう。 ・ホームページでアピールしたいサービス・商品 ・ターゲット顧客 ・ターゲット顧客の悩みやニーズ ・ホームページで伝えたいメッセージ これらはホームページを作成する際に明確にしているはずですが、時間が経過するにつれ、ズレてしまっていることがあります。もしくはホームページ作成当初とサービスが変わったり、ターゲット顧客が変わったりしているかもしれません。ここがズレたまま、ホームページの見た目やコンテンツをいくら改善しても、アクセス者にはうまく伝わらないもの。一生懸命にホームぺージをブラッシュアップしているにもかかわらず、反応がイマイチだなという場合は、もう一度、原点に戻って、上記の点を明確にすることをおすすめします。 ◆伝えたいメッセージに沿って改善する そして必要なポイントをしっかりと明確にできたら、次は伝えたいメッセージに沿ってホームページを改善していきます。デザインの改善や写真の選び方、コンテンツの追加など、すべて「ホームページで伝えたいメッセージ」を基準に考えることがポイント。 たとえば、エステサロンのホームページで伝えたいメッセージが・経験10年以上の熟練セラピストが施術しますというものだとしたら、 ・どのような文章を書くか ・どのような写真を選ぶか といった点もすべてこのメッセージが伝わるように工夫する必要があります。 たとえば文章なら、“経験豊富なセラピストが施術するとこんなメリットがあるんですよ”といったことが伝わるものがいいでしょう。どんなふうに書けばいいのか、についてはまた別の機会にご説明しますが、「メッセージを伝えるためには、どんな文章を書けばアクセス者に届くのか」といった視点で書くことが大切です。また写真についても、メッセージが伝わりやすい写真を選ぶのがポイント。ただ何となく選ぶのでなく、目的をクリアにしてから写真を選ぶことをおすすめします。 ◆「ターゲット顧客」の視点で見直す そしてホームページを改善できたら、今度は「ターゲット顧客」になり切って、その視点であらためて見てみましょう。そこできちんとメッセージが伝わってくればOKです。よくわからない場合は、ターゲット顧客に近い感じの人にホームページを見てもらい、意見をもらうのもいいかもしれません。作り手側からは気付かない点を指摘してもらえると思います。 そのようにしていただいた意見をもとに改善していくと、さらに伝わりやすいホームページに仕上がり、反応率アップにつながるはずです。 ◆まとめ ホームページで反応を高めていくためには、トライアンドエラーが大切。 ただやみくもに、ホームページをブラッシュアップし続けても、あまり意味がありません。 ホームページで伝えたいメッセージをしっかりと認識し、それに準拠して改善していくことで、大きく反応率がアップする確率が高まります。 頑張ってホームページを改善しているのに、成果が見えないという方は、ぜひもう一度原点に返ってみてはいかがでしょうか。 |