今回は、クリックされるページタイトルと説明文の書き方(後編)についてお話します。 ◆ 前回の復習 検索結果に表示される「ページタイトルと説明文」は、検索ユーザーが最初に目にするホームページへの入口です。これらの見せ方を工夫することで、アクセス数をアップさせることができます。 具体的にお伝えした「ページタイトルの書き方」は、 ・狙っている重要なキーワードをタイトルの先頭に入れる ・文字数は30文字以内にする ・単語の羅列ではなく自然な日本語にする ということ。 思い出していただけましたか? では今回のメインテーマ「説明文の書き方」についてお伝えしましょう。 ◆興味をもってもらえる文章に! まず、目に入りやすいのはページタイトルですが、次に多くの人が目を通すのは、その下にある説明文。ただ、ほとんどの検索ユーザーはじっくり読むのではなく、流し読みをします。 それゆえ、ターゲットとする検索ユーザーに興味をもってもらい、クリックしたくなるような文章にすることが大切です。 ◆特徴や強みをわかりやすく入れる そのためには、 ・サービスや商品の強みや特徴 ・お客さんが得られるメリット の2つを盛り込むことがポイント。 さらに狙っている検索キーワードを入れておくことも重要です。その際の注意点としては、多くのキーワードを詰め込みすぎないこと。 本当に狙いたいキーワードだけに絞り、多くても4つまでにしておきましょう。 ◆全角110文字以内で、1文におさめる また文章の長さについては、全角110文字以内で作成してください。というのも表示スペースが限られているので、長すぎると途中で切れてしまうからです。 さらに、文章は「。」で区切らず、なるべく1文におさめることが大切。検索エンジンは基本的に「検索に使ったワードが入った文章を拾い上げて表示する」特性があります。 文章を「。」で区切ってしまうと、せっかく自社の特徴やメリットを入れた文章も、検索結果の表示画面で省略されてしまうおそれがあるのです。 たとえば、「リフォーム 吉祥寺」というキーワードで狙っているなら、 『住宅リフォームなら創業50年の山田工務店にお任せ。吉祥寺、三鷹、武蔵境』 という説明文ですと、最初の文には「吉祥寺」が含まれていません。すると「リフォーム 吉祥寺」で検索された場合に、すべての説明文が表示されないおそれがあるのです。 上記の説明文を理想的なものに変更すると、 『吉祥寺、三鷹、武蔵境で、住宅リフォームなら創業50年の山田工務店にお任せ』 となります。これなら1文の中にキーワードが含まれており、創業50年という強みもきちんと入っています。 ◆まとめ 検索ユーザーにクリックしてもらいやすい説明文の書き方のポイントは、 ・サービスや商品の強みや特徴を入れる ・狙っているキーワードを入れる(多くても4つまで) ・1文にする ・全角110文字以内におさめる といった点です。 今回は、前回に引き続き、クリックされやすいページタイトルと説明文の書き方を説明しましたが、これらのテクニックはあくまでも質の高いコンテンツがあってこそ。 タイトルと説明文に惹かれて、アクセスしてみたらイマイチなホームページだった、と思われてしまうと悪い印象を与えてしまいます。 ぜひこの機会にご自身のホームページのページタイトルや説明文、コンテンツの質などを見直してみてはいかがでしょうか? |