第223回 顔写真が反応アップの秘訣!
(2014/11/25)

 今回は、とくに士業の先生のホームページで反応アップにつながるポイントの一つである、人物の「顔写真」についてお話したいと思います。


◆顔写真はアイキャッチが取れる

 ホームページだけでなく、雑誌や新聞などでもそうですが、人間の目を引く効果が高いのは「顔写真」です。

 誰かに会ったとき、最初に目が行くのは相手の「顔」。

 これは、相手が敵か味方かを判断するために、本能レベルで人間が備えている習性だといわれています。

 それゆえ、人の注目を集めたい多くの雑誌や広告などでは、顔写真がよく使われているのです。

 こうした顔写真の効果は、ホームページでも積極的に活用できます。

 もちろん風景写真やモノの写真でも、文章ばかりのホームページよりは、コンテンツを読み続けてもらえる可能性が高まります。

 でも、ホームページを開いたときに必ず目に入る「ファーストビュー」や、「ここは必ず読んでほしい」という重要な箇所などには、「顔写真」がより効果的なのです。


◆顔写真で反応が倍増しました!

 実際に弊社で以前行ったキャンペーンの際、重要な箇所に顔写真を利用してみたところ、あらためてその効果の高さを実感しました。

 当初、人物写真のないページを用意していたのですが、反応はイマイチでした。

 そこで、人物写真を冒頭に大きく掲載してみたところ反応が2倍以上に改善したのです。

 たしかに写真以外も少しは変更したのですが、最も大きく変更したのは、パッと目に入るように、ページ上部に担当者の顔写真を入れたこと。

 この顔写真を入れたことが、反応の倍増につながったものと考えられます。


◆印象を左右する顔写真は表情が大切

 もちろん、どんな顔写真でもよいというわけではありません。

 暗そうに見えたり、コワそうに見えたりする写真はNG。親しみやすさを与え、親切そうに見える、明るい表情がベストです。

 よい表情の写真にするには、歯を見せて口角を上げて笑うようにすると、明るく親しみやすい人柄に見えますからおすすめです。

 また、意外と忘れがちなのが服装や髪型。

 よれよれのシャツにボサボサの髪型の写真では、「この人、大丈夫かな?」という気持ちにさせてしまいます。

 とくにホームページでは写真しか判断材料がありませんから、服装や髪型ひとつで、アクセス者に与える印象がガラリと変わるもの。

 実際に会えば真面目で明るい人でも、写真から受ける印象がよくないと、、その時点でアクセス者には選んでもらえません。

 できれば、プロに撮ってもらうことをおすすめします。仕上がりが驚くほど違ってきますよ。

 ぜひ皆さんも「ホームページの反応がイマイチだな」とお悩みでしたら、人物の顔写真を掲載してみてください。