第221回 反応UPにつながるコンテンツの書き方
(2014/09/26)

 今回は、会員さまからのご相談が最も多い「なかなかホームページの反応がとれない」というお悩みに対して、反応アップにつながるコンテンツの書き方についてお話したいと思います。


◆コンテンツを見直す際の2つのポイント

 「ホームページの反応が取れない」とおっしゃる方は、よく「アクセス数」のことを気にされています。

 もちろん、アクセス数が多いに越したことはないのですが、一定のアクセスがあるのであれば、日々のわずかな増減に気を病む必要はまったくありません。

 実は、ホームページで反応が取れるかどうかを左右する大きなポイントは、ホームページのコンテンツ(内容)です。

 どれほどアクセス数があっても、コンテンツに魅力がなければ、問合せなどの反応にはつながりません。

 もし、「ある程度アクセスはあるけど反応がイマイチ」とお悩みなら、コンテンツを見直してみてください。

 その際に、

・ホームページを通じてどんなお客さんを集めたいのか?
そのお客さんにとって、御社のサービスや商品を利用するとどんなメリットがあるのか?

といった2点をあらためて考えてみましょう。


◆見直しポイント1:お客さんに伝わっているか?

 ホームページを通じて「どんなお客さんを集めたいのか?」をあらためて明確にしたら、そのお客さんになったつもりで、ホームページのコンテンツを読んでみましょう。

 もし御社のサービスや商品の良さが充分に伝わっていなければ、それが反応が取れない原因の1つと考えられます。


◆見直しポイント2:お金を払う価値があるか?

 反応の取れるホームページにするためには、ホームページでアピールしているサービスや商品に対してお金を支払うだけの価値がある、と思ってもらう必要があります。

 たとえば、カウンセリングを1回1万円で提供している場合、コンテンツで「1回のカウンセリングに1万円を払う価値がある」と思ってもらわなければなりません。

 その価値があるかどうかは、実際にカウンセリングを受けてみればわかるでしょう。

 しかし、ホームページではそれをコンテンツ(文書や写真など)で伝えなくてはなりません。

 「お金を払ってでも、この人に話を聞いてもらいたい」と思ってもらえるようなコンテンツを用意しておくわけですね。


◆メリットを具体的に書く

 では、どのように書けば伝わるのでしょうか?

 そのポイントは、御社のサービスや商品を購入することで「お客さんにとってどんないいことがあるのか」を、

・できるだけ具体的に

書くことです。

 そのサービスや商品が「お客さんの悩みをどのように解消するのか」「お客さんのニーズをどのように満たすのか」をわかりやすく説明してください。

 お客さんと話していて、「こういう言い回しをすると買ってくれる、申込んでくれる」という経験があると思います。

 その内容をそのままホームページに書けばよいのです。

 イメージしにくい抽象的な表現では、うまく伝わりません。


◆まとめ

 反応アップにつながるコンテンツの書き方の最大のポイントは

・ターゲットとするお客さんに
・HPで提示している料金を払う価値がある

と思ってもらえるように、商品やサービスの説明をすること。

 なかなか簡単ではないかもしれませんが、この点がうまく伝わると反応が取れるようになると思います。

 ぜひ「お客さんの気持ち」でコンテンツを見直してみてください。