第219回 ホームページを読み続けてもらうには?
(2014/07/24)

 今回は、第一印象でアクセス者の興味を引くことに成功した後の、次のステップとして、サイト内のコンテンツを読み続けてもらうポイントについてお話したいと思います。


◆アクセス者の興味を引き続ける

 あたり前のことですが、第一印象でアクセス者の興味を引くことに成功しても、それだけではビジネスにはつながりません。

 アクセス者の興味を引き続け、サイト内のコンテンツを読み続けてもらうことが肝心。

 そうすることで、アクセス者の興味がより深まったり、信頼度が高まったりし、「一度問合せしてみよう」といったアクションを起こしてもらえるもの。


◆動画や画像をページ全体に

 では、第一印象で興味をもってくれたアクセス者に、コンテンツを読み続けてもらうには、どうしたらよいのでしょうか。

 一番簡単で、誰にでもできる方法は、

・ページ全体に動画や画像を配置する

ことです。

 せっかく第一印象でアクセス者の心をとらえたとしても、スクロールしてみると「文字ばかりがズラッと並んでいる」ページが続いていたら、サイトは閉じられてしまうでしょう。

 よっぽど面白い内容であれば、じっくりと読んでくれるアクセス者もいるとは思いますが、多くのアクセス者は文字ばかりのページにウンザリし、読む気が失せてしまうのが現実。

 そこで、動画や画像などを活用するのです。

 動画や画像は目に留まりやすく、アクセス者の視線を引き付けやすいという特性があります。

 そのため、ページ全体に配置しておくことで、ページの下の方まで読み続けてくれる可能性をグッと高められるのです。

 ただどんなものでもよいというわけではなく、そこで伝えたい内容を表している動画や画像を使うようにしましょう。


◆次を読ませるための「見出し」を入れる

 また、文章が多い場合は適宜「見出し」を入れることをおすすめします。

 この見出しを入れる目的は2つ、

・アクセス者の視線を惹きつけ、興味を引く
・次に続く文章を読ませる

こと。

 ほとんどのアクセス者は、まずホームページを「流し読み」します。

 とりあえずざっと読んで、目に留まった見出しの箇所から詳しく読んで、自分の求める情報があるかどうか確かめるので、見出しは意外と重要です。

 そのような役割があるので、見出しはパッと見ただけで、どんなことが書かれているのかがわかるように作るのがポイント。

 読ませる見出しを付けるには、ある程度テクニックが必要ですが、雑誌などを参考に作成してみてください。


◆まとめ

 第一印象で興味を持ってもらったアクセス者に、サイト内のコンテンツを読み続けてもらうポイントは、

・動画や画像をページ全体に配置する
・見出しを入れる

こと。

 このポイントを押さえるだけでも、アクセス者が下へ下へと読み続けてくれる可能性が高まります。

 ぜひ、この機会に見直してみてくださいね。