第215回 写真(画像)の活用が反応アップのポイント
(2014/03/24)

 最近のホームページで見ばえを良くしようと思ったら、写真(画像)の利用が不可欠。

 弊社がサービス提供を開始した2005年頃は、写真をたくさん載せるというのは、それほど主流ではありませんでした。

 しかしブロードバンドが普及した昨今では、写真をふんだんに使ったお洒落なサイトが増えています。

 一昔前の、ダイアルアップ接続のように「遅い」回線速度だったころは、写真を多用すると表示に時間がかかったので、そうしたホームページはアクセス者から敬遠されていました。

 でも今は、大きな写真を使ってもストレスなく表示されます。そのため最近では、大きめの写真を使うことも珍しくないのです。

 そうした時代ですから、写真がないだけで、反応を落とすことにつながりかねなくなってきました。


◆トップページにはどんな写真を載せるか?

 ここで、弊社がリニューアルさせていただいた会員さんのホームページをご覧ください。

▼リニューアル前のホームページ
http://www.blogdehp.jp/temp/jirei1.html

▼リニューアル後のホームページ
http://iryo.k-kaikei.net/

 リニューアル後のホームページでは、上部の大きな写真のほか、ページ下部でも4枚ほどイメージ写真を使っています。

 会員さんご本人にご用意いただいた写真以外に、全部で5枚の写真を使っていますが、こうした写真があるのとないのでは、全体の印象がずいぶん違いますね。

 ここで注意しなければいけないのは、どんな写真を選ぶかという点です。

 自社のサービスとまったく関係のない写真をのせても、反応はとれませんから、

・ホームページで伝えたいメッセージに関連した写真

を選ぶのがポイント。

 この会員さんの場合は、「医療機関むけの税務サービス」を提供されていましたので、そうした医療機関をイメージさせる写真を大きく載せています。

 ターゲットとしている医療関係のお客さんに、ホームページを一目見ただけで、

「このホームページは自分に関係のある内容が書いてありそう」

とすぐに感じてもらえるような写真を選んだのです。

 この写真ではなく、極端ですがたとえばハワイのイメージ写真だったらどうでしょうか。

 まったく医療関係をイメージできませんから、反応をとるのはほとんど無理でしょう。

 このように、自社のサービスとまったく関係のない写真を選んでも、効果はありません。

 ホームページでターゲットとしているお客さんに、自社のサービスの良さが伝わるような写真を選んでください。

 皆さんもぜひ、ご紹介したホームページを参考に、写真の活用について工夫してみてくださいね。