第205回 多くのユーザーにクリックされるには?
(2013/05/28)

 今回はまず、会員さまよりいただいたお便りをご紹介します。


◆会員さまからのお便り

 弊社は昨年の1月に立ち上げたばかりのベンチャー企業です。当初からこのサービスを利用させていただいており、すでに「定額制社員研修」「社員研修 大阪」のキーワードでGoogleで1位に表示されます。

 おかげさまで、問合せや資料請求は立ち上げたばかりとは思えないほどコンスタントにいただいており、私共も驚いております。

 社内にSEOに詳しい者は一人もいなかったのですが、御社からいただくマニュアルや毎月のニュースレターを見て勉強し、1位表示にまでなりました。初心者でも全く難しいことはありません。

 また、更新や変更が自分ですぐ出来ることも大きな魅力です。

 立ち上げたばかりの会社ですので、何をするにも試行錯誤の毎日です。

 新しい事業にチャレンジするたびに、ホームページも簡単に更新でき、また表現方法も変更を重ねています。

 情報にタイムラグがないことも、ホームページに訪れるお客様に満足していただいている要素だと思います。

 これは追加料金をかけずに、自分で手軽に手を加えられるからこそ成せる業です。このサービスは、私共のように若い会社にぴったりはまると感じています。

 これからも現状に満足することなく日々進化を重ね、更なる成果を上げていきたいです。メールマガジンやニュースレターでいただける情報が大いに役立っています。

株式会社イニシアチブ・パートナーズさま

 株式会社イニシアチブ・パートナーズさまは、大阪を中心に、社員研修セミナーなどを行っておられる会員さまです。


◆試行錯誤で上位表示へ

 お便りの中で

 「定額制社員研修」「社員研修 大阪」のキーワードで、Googleで1位に表示されます。

 おかげさまで問合せや資料請求は、立ち上げたばかりとは思えないほどコンスタントにいただいており、私共も驚いております。

 とご報告いただきましたが、やはり検索結果で上位表示されると問合せにつながりやすくなります。

 また、

 社内にSEOに詳しい者は一人もいなかったのですが、御社からいただくマニュアルや毎月のニュースレターを見て勉強し、1位表示にまでなりました。

とありますが、試行錯誤しながら上位表示を勝ち取られたというのは非常に素晴らしいことだと思います。

 もちろん、最初から上位表示が可能なキーワードもありますが、イニシアチブ・パートナーズさまのようにコツコツと努力されることで、上位表示が可能になるケースも少なくありません。


◆上位表示されてもクリックされないことも・・・

 ただ「上位表示されているけど、アクセスや問合せが増えない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 なぜなら、検索結果に上位表示されたとしても、ユーザーは表示画面にずらっと並ぶ文言をすべてクリックするわけではありません。

 中にはすべてクリックする人もいるかもしれませんが、多くのユーザーはそこに書かれている、「ホームページのタイトルや説明文」を見比べて、どのリンクをクリックするかを決めているのです。


◆タイトルと説明文が重要

 ユーザーはページタイトルと説明文に目を通し、「このホームページには欲しい情報があるかどうか」を判断しています。

 ですから、ページタイトルと説明文を読んだユーザーが魅力を感じなければ、たとえ1位に表示されていてもスルーされることもあるのです。

 ホームページをお持ちの方は、すでにこのページタイトルと説明文を設定されていると思いますが、いま一度、「どんな内容ならクリックされやすいか」を考えてみることをおすすめします。


◆書き方のポイントは?

 それから、ページタイトルと説明文を書きなおしてみてください。

 ここでは簡単にそのポイントをお話します。

<ポイント1>ページタイトルの書き方

 検索されたい重要なキーワードをタイトルの先頭に入れる。

 たとえば整体院のホームページで、「腰痛 治療」というキーワードで検索されたい場合は、タイトルの一番頭にこれらのワードが入るように作成します。

 ユーザーは、「一番先頭の文字に目が行きやすい」という傾向があるので、文言の途中に入れるより先頭にいれたほうが効果的なのです。

<ポイント2>説明文の書き方

 文章をなるべく一文におさめる(句点「。」で区切らない)

 検索エンジンの性質上、「。」で区切ってしまうと検索結果表示で省略されてしまうリスクがあります。

 句点で文章をわけてしまうと、句点より後の部分が表示されない可能性があるのです。

 以上、簡単に二つのポイントをお話しましたが、ページタイトルと説明文はアクセスや問合せを増やすために、非常に重要な部分。

 もちろんそれに伴うコンテンツがなければ、結果的に問合せアップにはつながりませんが、最低限、このポイントだけは見直してみましょう。

 より多くのユーザーにクリックされるようになるはずです。