第203回 人柄は最大の武器に!
(2013/03/26)

 今回は、会員さまよりいただいたお便りをご紹介します。


◆会員さまからのお便り

 ホームページを開設して、あっという間に1年が経過いたしました。

 さて、事務所のホームページをご覧頂いて、社会保険労務士を必要としている方からの問い合わせを数件頂きました。

 先日は、会社設立と創業支援の助成金のご相談にみえたお客様がいらっしゃいました。私が女性であること、写真やプロフィール等を公開していることなどから、ご安心をいただけるのか、女性のお客様のご相談がほとんどです。

 また、社会保険労務士の専門分野は多岐に亘るため、ご相談内容によってお引き受けの可否を検討させていただくため、事前に電話連絡を頂いております。

 そのため、電話の段階では原則として費用は発生しない旨を記載しております。今の段階では、なかなか私の業務内容とは一致せず、お断りすることも多いのですが、その際は社労士に対するニーズにお応えするため、相談者のお近くの先生をご紹介したり、ご依頼内容にマッチした社労士の探し方や、報酬の目安等をアドバイスさせていただいております。

  (中略)

 最後に、定期的に送っていただくニュースレターは、吉本社長の実体験に基づくお話で、大変おもしろく毎回届くのを楽しみにしております。(以下省略)

萩原社会保険労務士事務所さま

 萩原社会保険労務士事務所さまは、神戸市を中心に、中小企業を対象にした人事制度のコンサルティングを専門に行っていらっしゃいます。


◆信頼できそう?

 お便りの中で

 私が女性であること、写真やプロフィール等を公開していることなどから、ご安心をいただけるのか、女性のお客さまのご相談がほとんど

とおっしゃっています。

 やはり女性の方は、同じ女性に相談したいというニーズは多いと思います。

 そこで萩原さんが行われているように、ホームページに女性の写真とプロフィールが掲載されていると「ここに頼もうかな」となるのではないでしょうか。

 少なくとも、信頼できそうな人に依頼したいと考えるのは当たり前です。


◆意外に見られているプロフィールページ

 実際に皆さんも、サービスを依頼したり、大きな買い物をする際には、その担当者が信頼できるかどうかを、判断しているのではないでしょうか。

 現実の世界では、目の前にいる人の顔や話ぶりから、どんな人なのか何となくわかるものです。でもホームページでは、お店や事務所などに足を運んで、店員さんや担当者の方と実際に話をすることはできません。

 ですから、ほとんどの人はホームページを見て、どんな人が担当してくれるのかを、できるだけ知りたいと思うのです。

 ホームページを見ても、そのサービスの提供者がどんな人なのかをイメージできないと、アクセス者は不安を感じて依頼するのをやめてしまうかもしれません。

 せっかくホームページに来てくれた人が、不安だからという理由で去ってしまうのは非常に残念ですよね。

 そこで、オススメしているのが、プロフィールページの作成。

 意外に思われるかもしれませんが、「代表者プロフィール」や、「代表者ごあいさつ」といったページは、よく見られるコンテンツの1つなんです。


◆人柄をうまくアピールしましょう

 プロフィールページでは、できるだけ人柄が伝わる文章を書くのがポイントです。

 たとえば

・どんな思いで仕事をしているのか
・どんなきっかけでこの仕事についたのか
・これまでどんな苦労や経験をしてきたのか

などを詳しく書くことで、読んでいる人にどんな人なのかをイメージしてもらいやすくなりますし、安心感や信頼感を与えることができるのです。

 手前みそですが、参考までにわたくしのプロフィールページもご紹介します。

http://www.blogdehp.jp/19/19_daihyo.asp?tabis

 これを読んだ人は、なんとなく「吉本ってこんな感じの人なのかな〜」といったイメージを持ってもらえたのではないのでしょうか。


◆写真も重要です

 また、掲載する写真も重要な要素。

 「イラストでもいいですか?」とよく聞かれますが、できることなら写真のほうが信頼感がアップします。

 もちろん、ムッとしている写真やコワそうな写真はNG。

 親切そうだな、信頼できそうだな、と思ってもらえる笑顔の写真がベストです。

 実はわたくしの場合も、いい笑顔の写真が取れるまで何枚も撮影しました。

 会員さまの中には、恥ずかしいから・・・という理由で掲載されていない方も少なくないのですが、写真があるのとないのでは、アクセス者の反応が大きく変わってきます。

 特に士業さんのように、その人自身が商品である場合は、写真の掲載は必須です。

 もしまだ、プロフィールや写真をホームページに掲載されていない方がいらっしゃいましたら、これを読んでいただいたのをきっかけに、ベストショットと人柄が伝わるプロフィールを掲載してみてください。

 きっとホームページの反応がアップするはずです。