第196回 アクセス解析を活用してサイトを改善しよう
(2012/08/28)

◆会員さまからのお便り

 サイトを立ち上げて2ヶ月ほどは、何も音沙汰がありませんでした。

 アクセス解析を見てみると、アクセスの3分の1くらいが携帯からのアクセスだったことから、携帯からでも見易いように行の間隔をあけたり、管理画面の携帯管理からメニューを修正してみました。

 すると3ヶ月目に立て続けに2件相談が入り、どちらも受注につながりました。2件とも携帯でサイトを見てお越しになったそうです。

 ブログdeホームページはPCからだけでなく、携帯からも閲覧できるというメリットがあります。

 まだサイトを立ち上げて4ヶ月目に入ったばかりですが、いろいろ修正しながら、依頼者様とのいい出会いにつなげたいと思っています。ありがとうございます。

司法書士西村竜也事務所 西村竜也さま


◆アクセス解析をチェック

 西村さんはお便りの中で、

 アクセス解析を見てみると、アクセスの3分の1くらいが携帯からのアクセス

と書いていらっしゃいます。

 みなさんは、「アクセス解析」をご覧になったことはありますか?

 アクセス解析を見ると自分のホームページや、ホームページを見ている人に関するさまざまな情報を得ることができます。

 「どんなキーワードで検索されてきたか」「どこのサイトから来たか」「ページの滞在時間」などがわかります。利用する解析サービスによっては、非常に多くの詳細データが提供されています。


 しかしながら、最初からすべてのデータをチェックするのは大変ですので、まずは必要な情報だけをチェックすることをおすすめします。

 押さえておきたいデータは、

・訪問者数(何人の人がホームページに訪れてくれたのか)
・ページごとの閲覧数(どのページがどれぐらい見られているのか)

といったところです。

 ここを見ると、「一番見て欲しいページの閲覧数が少ない」とか「トップページだけを見て別のサイトへ行ってしまったり閉じている人が多い」などといったことがわかり、ホームページの作り方に役立てることができます。


◆サイトの改善はアクセス者の立場で

 西村さんもアクセス解析をチェックすることで、サイトを改善されています。

 アクセス解析から、訪問者の約3分の1が携帯からのアクセスだということがわかり、携帯からでも見易いように行の間隔をあけたり、管理画面の携帯管理からメニューを修正してみました。

とおっしゃっています。

 西村さんは、携帯の小さな画面からホームページを見られる人の立場に立って、行間を空けるなどの工夫をして、アクセス者が見やすいように携帯サイト作成方法を改善されたのです。

 その結果、

 3ヶ月目に立て続けに2件相談が入り、どちらも受注につながりました。2件とも携帯でサイトを見てお越しになったそうです。

とお便りにあるように、西村さんが行ったサイトの改善がしっかりと売上につながっています。


◆トライアンドエラーで成果の出るホームページへ

 ホームページは、作ってすぐに上手くいくことは稀です。

 サイトを立ち上げて2ヶ月ほどは、何も音沙汰がありませんでした。

と西村さんもおっしゃっていますが、そのまま放っておくのはよくありません。西村さんのように、サイトを改善していくことが大切です。

 もちろん、何か対策をしたからといって、すぐに上手くいくとは限りません。

 しかし、あきらめずに、

「いったい何がよくないのか、どこを改善すればいいのか」

といった原因を探り、仮説を立て、ホームページの改善を続けていくことが重要です。

 西村さんのケースでは、携帯でホームページを見られる方が多いことを踏まえ、携帯サイトの作り方を小さな画面でも見やすいように工夫された結果、成果につながっています。

 皆さんも、アクセス解析を活用して、ご自身のホームページを分析してみてください。もちろん、分析するだけでなくて、それに基づいてどんどん改善していってくださいね。

 ホームページ作成方法で大切なのはトライアンドエラーですよ。