弊社会員さまからいただいたこんなお便りをご紹介します。 ◆会員さまからのお便り
ホームページをお持ちの方は、日々アクセスアップに励んでいらっしゃると思います。 そのアクセスアップ施策の中でもっともポピュラーなのが、他のホームページからのリンク(被リンク)を集めるという方法です。 たとえば、100のホームページからリンクしてもらえれば、各ホームページから毎日1人ずつアクセスしてくれるだけで、100アクセス稼げます。 このように、誰にでもできるもっとも簡単なアクセスアップの方法ですから、実行されている方も多いでしょう。 もちろん、検索エンジン対策(SEO対策)としても、他のホームページからのリンクは、なくてはならないものです。 ロボット型の検索エンジンは、リンクしてもらう「数」が多ければ多いほど人気のあるホームページと判断すると言われています。 また数だけでなく、その「質」も重視します。 リンクの質とは、 ・検索エンジンの評価が高いホームページからのリンク のことです。 リンク先のホームページがグーグルに高く評価されていれば、リンクをしてもらう側の自分のホームページの評価も高くなります。 検索エンジンの評価が高いホームページがリンクを提供しているホームページなのだから、きちんとした内容のホームページに違いない、と検索エンジンが判断してくれるわけです。 このように、 ・質の高いリンクを数多く集める ということが、アクセスアップの有効な手段となります。 ◆相互リンクは難しい? さて、今回のお便りにある「相互リンク」とは、 ・他のホームページからリンクしてもらう だけでなく、 ・自分のホームページからも相手にリンクしてあげる ことをいいます。 前述したような理由で、たくさんのホームページからリンクをしてほしいのですが、ただ「リンクしてください」とお願いしただけでは、なかなかリンクしてもらえません。 そこで、自分のホームページからリンクをするかわりに、先方のホームページからもリンクをしてもらおうというのが相互リンクです。 ホームページどうしが相互に紹介(リンク)しあうことで、お互いにSEOのメリットを高めることができる手法で、特にグーグルではこの相互リンクが効果的であると言われています。 しかし、相互リンクというのは、依頼する側にとっても、依頼される側にとっても、非常に手間がかかるもの。 たとえば、あなたのホームページに相互リンクをしてほしい、という依頼のメールが来たとしましょう。 しかし、見ず知らずのホームページ管理者から突然、「リンクしてもらえませんか」と言われても、はいわかりましたとすぐには承諾できないのが正直なところ。 相手のホームページのコンテンツなどをきちんとチェックし、相互リンクすることにメリットが感じられない限り、忙しい時間を使ってリンクをしてあげよう、という気にはならないはずです。 このため、相互リンクというのは依頼をしてもほとんどが ・返信なし ・おことわり となってしまうことが多く、集めるのに大変苦労します。 つまり、グーグルが相互リンクを評価するのは、まさにこうした手間がかかるからということにつきるわけです。 ◆相互リンクの依頼はマナーを守って ところで、冒頭のお便りで、
とおっしゃっていますが、まさにその通り。 このような依頼の仕方は、完全なマナー違反です。 友人や知人のホームページならともかく、会ったこともないホームページの運営者に手間のかかる依頼をするわけですから、それなりの礼儀をつくすというのは当然のことです。 先ほどお話ししたように、ただでさえ相互リンクをしてもらうのは難しいのに、このような依頼方法では、まずリンクしてもらえないと考えたほうがよいでしょう。 このような観点で相互リンクの依頼のポイントをまとめると、 ・自分の連絡先を明らかにする ・どんなホームページかを説明する ・サイト名やURL、紹介文を明記する このうえで、自分のホームページから先方のホームページへ先にリンクをしておくと、より誠意は伝わるでしょう(ただし、リンクを断られた場合は、トラブルとならないようすみやかに削除しましょう)。 |