第181回 ホームページの「営業力」
(2011/08/26)

 今回は、会員さまよりいただいたお便りをご紹介します。


◆会員さまのお便り

 労務管理の顧問契約を、平成20年中に2社様から頂くことができました。年間約80万円の売上アップです。

件数としては、まだまだ少ないですが、2社様とも最初にお問い合わせのお電話をいただいた時に、すでに契約を締結する意思をもってお問い合わせをいただいたような感触を持ちました。

前もって数多くのホームページを見た上で、私の事務所にお電話をいただいたのだと思います。

 その点で、ホームページの「営業力」には非常に感謝しております。

古澤社労士事務所 代表 古澤克彦さま)

 古澤さん、お便りどうもありがとうございました。

 古澤さんは、2005年10月より【ブログdeホームページ】をご利用いただいている、弊社としては古参の会員さんです。

 年金や労働基準法といった、経営者なら一度は疑問に思うような内容を詳しく解説したコンテンツなど、その丁寧なサイトづくりは皆さんの参考になりますので、ぜひ一度アクセスしてみてください。


◆ホームページの「営業力」

 さて、古澤さんはお便りの中で、

 前もって数多くのホームページを見た上で、私の事務所にお電話をいただいたのだと思います。

 その点で、ホームページの「営業力」には非常に感謝しております。

とおっしゃっています。

 これはまさにその通りで、今やどのような業種においても、取引先や依頼先をホームページで探すというのは、ごく当たり前の行為です。

 実社会で新規取引を開始する際には、まず数社の営業マンを呼んで話を聞き、見積りを取ると思います。

 そのとき、もし価格や製品の機能などがほとんど同じであれば、「この営業マンは信頼できそうだ」とか、「この営業マンはいつも役に立つ情報を教えてくれる」といったところが最終的に取引先を選ぶポイントとなることがあります。

 これはホームページも同じことです。

 お客さんは、検索結果に出てきた同業他社のホームページとあなたのホームページとを見比べた結果、

・信頼感がある
・役に立つ情報が載っている

企業に問合せや資料請求をするのです。

 つまり、

 ホームページのコンテンツが優れているかどうか = ホームページが優秀な営業マンかどうかが重要になってきます。

 古澤さんの言葉を借りれば、

・ホームページの「営業力」

が、カギを握っているというわけです。


◆更新の継続がいつしかホームページの財産に

 さて、士業さんの場合は

・先生ご自身が商品

ですから、ホームページ上でプロとしての実力や人柄などをいかに伝えるかがポイントになってきます。

 古澤さんは兵庫県社労士会の要職にもついておられ、お忙しい毎日を送っていらっしゃるのですが、ホームページにある日記コンテンツの更新を、ホームページ立ち上げからほぼ毎日、続けられています。

日記・コラム

 プライベートのことから仕事のことまで、多彩な内容が軽妙な筆致で綴られていて、ついつい引き込まれます。

 まさに、「自分で更新できるブログ型」簡単HP作成のメリットを最大限に活かしたコンテンツで、古澤さんのお人柄が手に取るようにわかります。

 もちろん、ホームページでは必ず日記を書きましょう、というわけではありません。

 どのようなコンテンツであれ、「更新」を4年以上にわたってほぼ毎日続ける、というのは、並大抵のことではないのです。

 古澤さんのホームページにとって、このコンテンツはすでに素晴らしい財産であり、営業力を高めることにも貢献しています。