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第180回 「婚活」支援サイトから学ぶ顧客目線 |
(2011/08/05) |
今回は、結婚相談所サービスを提供されている会員さまのお便りをご紹介します。
◆会員さまのおたより
お元気ですか?
先日、わたしのサイトを褒めてくれたお客さんがいたのでお知らせしたくなりメールしました。
12月1日にブログより問い合わせを頂いた男性と面談をしてきました。
その人に私のHPにどうやってたどり着いたかと、HPを見ての感想を聞いてみました。
「結婚」「川崎」のキーワードで検索してそのリンクでうちのHPにたどり着いたと言っていました。
彼は地方から転勤になり、今まわりに友人もなく、会社との往復で毎日が終わってしまい、先行きに不安を抱えて、結婚相手でも探そうかと検索していたみたいです。
それでたどりつてくれました。
いろいろと見た中で、ウチのHPが一番すっきりまとまっていて見やすいとの評価を頂きました!
その評価は思ってもいなかったので驚きました。このブログ型スタイルは見やすくていいのですね! やっぱり。
このブログ型は、デザイン的に思いきった冒険は出来ないので変化を望めないとの見方も一部にあるかとも思うのです。私も正直、もっと画像をあちこちに入れてみたいなとか、デザイン的に凝りたいと思わないこともなかったです。
しかし、実際、情報収集をしている「見こみ客」にとってはこのHPデザインは見やすくていいのではとあらためて感じました。
と言うよりむしろ、このスタイルこそが見やすく読んでもらえるHPだったのかもしれませんね。
逆にデザインに凝ったごちゃついたHPは、何がどこにあるかで探すのがおっくうになる傾向があるのかなと感じました。
受け手に立って再度、考えなおしてみるって大切だなあと思った次第です。
おかげさまでホームページを通じてこの半年で、何人もの方からお問い合わせいただき、とても順調です。
ひきつづきどうぞよろしくお願いいたします。
(ホワイトキャンバス結婚相談所 杉山りえ様) |
杉山さん、お便りどうもありがとうございました。
杉山さんは結婚相談所を経営されているのですが、とても親切で良心的な結婚アドバイザーさんです。
いわゆる「婚活」(結婚活動)中の男性に対して、下記のように手厚くサポートしながら、人生の伴侶さがしを手伝ってくれるそうです。
・デートの時の服のコーディネートのアドバイス
・お見合い写真の撮り方のポイント
・女性との会話の練習
・デートスポットの紹介
・成婚までのキャリアプラン
「婚活」中の男性の皆さん、一度、杉山さんに相談されるといいかもしれませんよ。
ホワイトキャンバス結婚相談所
◆寂しい男性の気持ちにこたえてあげたから・・・
さて、杉山さんのお便りの中に、
彼は地方から転勤になり、今まわりに友人もなく、会社との往復で毎日が終わってしまい、先行きに不安を抱えて、結婚相手でも探そうかと検索していたみたいです。
いろいろと見た中で、ウチのHPが一番すっきりまとまっていて見やすいとの評価を頂きました! |
と書いて頂いていますが、実はこの点が杉山さんの成功の理由だと思います。
地方からやってきた孤独な青年に対して、親身になって相談にのりますよ、というメッセージを分かりやすく伝えたことが、お問い合せを頂けた理由なのです。
先ほどの「デートの服のアドバイス」や「デートスポットの紹介」等、親身になったサポートが、その一例です。
多くの結婚相談所では、こうしたサポートは手間がかかるので、あまりやりがたりません。
でも杉山さんは、女性との交際経験が乏しい男性にとって、こうした細かいサポートこそが必要だと思って、色々とアドバイスしたり、親身に相談にのってあげたりしています。
そしてそうしたサポート内容を、きちんとホームページで伝えています。
東京に親しい友人もなく、毎日仕事に追われる寂しい男性の力になれるということを、ホームページで伝えることができたからこそ、問合せにつながったのです。
◆見てくれよりも中身が重要
杉山さんも、
このブログ型は、デザイン的に思いきった冒険は出来ないので変化を望めないとの見方も一部にあるかとも思うのです。私も正直、もっと画像をあちこちに入れてみたいなとか、デザイン的に凝りたいと思わないこともなかったです。
しかし、実際、情報収集をしている「見こみ客」にとってはこのデザインは見やすくていいのではとあらためて感じました。
と言うよりむしろ、このスタイルこそが見やすく読んでもらえるHPだったのかもしれませんね。
逆にデザインに凝ったごちゃついたHPは何がどこにあるかで探すのがおっくうになる傾向があるのかなと感じました。 |
と書かれていますが、杉山さんの仰るとおり、デザインにこれば反応が取れるわけではないのです。
内容のないホームページ、中身のないサービスでは、なかなか反応はとれません。
デザインにホームページ作成費用をかけるのが決して悪い訳ではないのですが、順番が大切。
まずはホームページの中身を充実させて、凝りたいのなら、その後にデザインにこりましょう。
デザインにばかり凝る人は、内容が薄っぺらなのを、きれいな写真でごまかしているだけなのかもしれません。
お客さんの状況を考え、お客さんの気持ちになって、「あなたの悩みを、私はこんな風に解決してあげられますよ」と、まっすぐに伝えることが一番大切なのです。
お客さんのためにお役に立ちたい、という気持ちを文章で伝えていけば、きっとその気持ちがお客さんに伝わります。
ぜひあなたも杉山さんのホームページを参考にして、お客さんに気持ちを伝えていって下さい。
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