第177回 アクセス者を逃がさないトップページの作り方
(2011/06/03)

 前回は、

ホームページのトップページで何を伝えるべきか

についてお話ししました。

 「せっかち」なアクセス者にホームページを読んでもらうために、重要な役割を担っているのがトップページです。

 トップページの作り方によって、そのホームページの成否が決まる、と言っても過言ではありません。

 そのためにはまず、

・アクセス者の関心を引く
・後続ページへの誘導

というトップページの二つの使命をしっかり果たすコンテンツ(内容)

を作成する必要があります。

 今回は前回に引き続き、トップページのコンテンツについて、さらに具体的に掘り下げてみましょう。


◆トップページコンテンツのサンプル

 まずは、前号でもご紹介したトップページコンテンツのサンプルをご覧ください。

▼トップページコンテンツのサンプル
http://demo-01.blogdehp.ne.jp/?9ml

 これは、【ブログdeホームページ】の「基本パック」にて作成するホームページのサンプルです。

 さて、このトップページには以下のようなコンテンツが並んでいます。

【1】ごあいさつ
【2】山田税理士事務所の特徴
【3】無料電話相談実施中!
【4】当事務所のサービス案内
【5】お役立ち情報

 これらは、

(a)アクセス者の興味を引く
(b)後続の詳細ページへ誘導

するという明確な目的を持ったコンテンツです。

 では実際に、その二つの目的をどのように落とし込んで作成したのか、詳しく見てみましょう。

(a)アクセス者の興味を引く

【1】ごあいさつ

 代表者のあいさつや事務所の実績、PRポイントなどを簡潔な文章にまとめた。

【2】山田税理士事務所の特徴

 なぜ御社に依頼したほうがよいのか、他社との違いは何か、といったポイントを、3つ程度に絞って簡潔にまとめた。

【3】無料電話相談実施中!

 お客さまを獲得するための「無料相談」について、簡潔にまとめた。電話番号や対応時間も明記。

【4】当事務所のサービス案内

 具体的なサービス内容についてのサマリーを簡潔にまとめた。

【5】お役立ち情報

 「専門性」をアピールするための「お役立ち情報」記事について、簡潔に紹介した。

(b)後続の詳細ページへ誘導

 各コンテンツとも、該当するページへ誘導するリンクを記載。

いかがでしょうか。

 ただ並んでいるだけに見えるトップページのコンテンツも、それぞれが、

(a)アクセス者の興味を引く
(b)後続の詳細ページへ誘導する

という明確な目的に基づいて作成されているのです。

 繰り返しになりますが、ホームページのトップページは、その作り方によってホームページ自体の成否が決まる、と言っても過言ではない重要なページです。

 そのことを忘れずに、皆さんももう一度トップページのコンテンツを見直してみてくださいね。