第176回 トップページで伝えるべきこととは?
(2011/05/13)

 最近、【ブログdeホームページ】のご利用を検討いただいている方からこんなご質問をよくいただきます。

 現在、御社のサービスでホームページの作成を検討していますが、文章を書くのが苦手で、少なからず不安を感じています。

 特に、トップページの内容は、どういうことを基本に考えればよいのか、見当もつかない状態です。

 このような状態で、自分で更新する御社のサービスを申し込んでも大丈夫でしょうか?

 もしよろしければ、どんな内容を書けばよいのか、基本的な知識で構いませんので、参考までに教えていただければ幸いです。

 いただいたご質問をそのまま掲載はできないので、多少アレンジしてありますが、こうしたご質問は、本当によくいただきます。

 トップページは、

ホームページの顔となるページですから、特に初めてホームページを 作る方の場合、皆さん何を書いたらよいのかわからない、とお悩みのようなのです。

 そこで、本日は少し趣向を変えて、

ホームページのトップページコンテンツ

について考えてみましょう。


◆トップページで伝えるべきこととは?

 実は、ホームページへのアクセス者のうち、トップページを読んだ後も他のページを読み続けてくれる人というのは、そう多くはありません。

 新規アクセス者(初めてそのホームページを訪れた人)の場合、その割合は、

40〜50%程度

です。

 つまり、初めて御社ホームページのトップページを訪れた人のうち、トップページ以外の他のページも読んでくれる人は、その半分程度、ということなのです。

 したがって、まずはトップページで御社が伝えたい情報を的確に伝えましょう。

 また、インターネットユーザーの特徴を端的に言うと、

非常に忙しく、せっかち

です。

 知りたい情報がすぐ見つからなければ、アクセス者は後続のページにアクセスすることなく立ち去ってしまいます。

 ですから、そのようなアクセス者を逃がさないために、トップページのコンテンツ作成においては、次のようなことがポイントとなります。

・トップページで伝えたい情報を絞る。
・伝えたい情報をわかりやすく整理する。
・伝えたい情報を短時間で表示するため、表示に時間のかかる動画やアニメーションは極力使用しない。

 なお、トップページは、

初回のアクセス者

を想定して作成することも必要です。

 リピーターは、ある程度自分でコンテンツを見つけることができますし、メルマガ等で集客する際には、該当ページへ直接誘導することも可能です。

 しかし、初回アクセス者はせっかちですから、彼らを逃さないようにすることが、トップページの最大の使命となるのです。


◆トップページの参考例

 しかし、そうはいってもイメージがわかない、という方もいらっしゃると思いますので、ここで

トップページのお手本

をご覧いただきましょう。

▼トップページコンテンツのサンプル
http://demo-01.blogdehp.ne.jp/

 上記のページは、【ブログdeホームページ】の「基本パック」にて作成したホームページのサンプルです。

 弊社のコンサルタントが、先ほどお話ししたようなノウハウを基本としながら、お客さまにヒアリングを行い、文書を作成し、さらに文書と写真を組み合わせてページを作成しています。

 このトップページでは、

・ごあいさつ
・山田税理士事務所の特徴
・無料電話相談実施中!
・当事務所のサービス案内
・お役立ち情報

といったコンテンツを用意していますが、これらはただ並べているだけではありません。

それぞれの部分が、

アクセス者の興味を引くとともに他のページへ誘導

するという明確な目的を持っています。

 トップページでは詳細な説明は行わず、アクセス者の最低限の興味を引いたうえで、各ページへの誘導に注力する、というのが基本的な作り方です。

 サンプルページは税理士事務所を例にとっていますので、士業にとって重要な「信頼感」を獲得するために、笑顔の写真も掲載しています。

 まとめると、トップページの使命とは、

・アクセス者の関心を引く
・後続ページへの誘導

の二つに集約されます。

 これらのことを忘れずに、皆さんもトップページのコンテンツを考えてみてくださいね。