まず今回は、【ブログdeホームページ】の会員さまからいただいたお便りをご紹介します。 ◆会員さまのお便り
元倉さん、お便りありがとうございました。 弁護士の元倉さんは、東京都中野区で法律事務所を営んでおられる会員さまで、昨年9月から【ブログdeホームページ】をご利用いただいています。
これは、私どもにとっても大変うれしいことです。 もちろん、これはコツコツと作られてきたコンテンツあってのことなのですが、今回はそのあたりについて、詳しくお話ししましょう。 ◆依頼者の気持ちを考える お便りにも、
とありますが、依頼者にとって、その信頼関係を構築する第一歩となるのがホームページです。 もちろん、これは弁護士に限らず、いわゆる「士業」や、「先生」と呼ばれる職業に共通すること。 一般に、弁護士さんに何かを相談するというのは、人生を左右するような「一大事」であることがほとんどですから、その内容も、「他人には話しにくい」ことが多いでしょう。 また、企業の経営者であれば、税理士やコンサルタントなどに相談をすると、経営に関わる「トップシークレットの情報」をオープンにしなければならなくなります。 このように、相談者や依頼者にしてみると、話しにくい「人生の一大事」や、オープンにしたくない「会社の企業秘密」を話さなければならない相手なのです。 ですから、「この先生は信頼できる」と思ってもらえないと、決して相談や依頼をしてもらえないわけです。 ◆ホームページで「信頼」を獲得する こうした依頼者側の気持ちを考えた場合、ホームページでは「信頼できる先生」というイメージを作り出せるかどうかが大きなポイントになります。 もちろん、本当に信頼できる人物かどうかは実際に会ってみないと分からないのですが、少なくともホームページで「どうもこの先生は信頼できない」と思われたら、決して問合せてはくれません。 一般の人が弁護士さんに会う機会というのは滅多にありませんから、どんな人がやっているのかがよくわかりません。 また、仕事を依頼した経験もないので、予期せぬ人生の一大事に直面した依頼者にとってみると、「何をどのように相談すればよいか」すらよくわからない状況でしょう。 このような場合、「事前の情報提供」が非常に重要になってきます。 依頼者が知りたいこと、不安に思うこと、疑問に思うことなど、それらを「解決する情報」をすべて伝えてあげないと、依頼者は前に進めません。 そして、それらを通じて「この先生は信頼できそうだ」と思ってもらえればよいのです。 ◆依頼者の立場に立ったコンテンツづくり その点、元倉さんのホームページを拝見して印象深いのは、 「依頼者の立場に立った」 コンテンツづくりの丁寧さです。 特に、 ▼受任までの道案内 というコンテンツでは、 ・まず何からすればよいか ・何を聞けばよいか ・準備しておくことはなにか ・費用はいくらか など、依頼者が道に迷わずに済むような情報を、丁寧に分かりやすく提供されています。 その上で、 ・プロフィール ・エッセイ ・経験、実績 もきちんと掲載し、所属弁護士や事務所スタッフがどんな人なのか、事務所の雰囲気はどんな感じなのか、といったことを明らかにされています。 これらのコンテンツを通じて信頼感や安心感が十分に伝わりますから、依頼者の疑問や不安は解消し、安心して相談できる状態になったと考えられます。 「たんぽぽ法律事務所」という事務所のお名前にふさわしい、温かみのあるホームページコンテンツが、依頼者との信頼関係を築く「第一歩」になっているのですね。 なお、士業やコンサルタントに限らず、 ・滅多に依頼しないサービス ・購入頻度が低い商品 を提供する場合、同様に「事前の情報提供」が大変重要になってきますので、ぜひ参考にしてみてください。 |