第149回 ターゲットごとにサイトを分けて、売上げ1億円!
(2009/10/09)

 今回は、ホームページだけでなんと売上げ「1億円」を超えたという会員さまのお便りをご紹介いたします。


◆会員さまのお便り

 いつもお世話になっております。

おかげさまで、この2週間で

・3500万の新築が2件
・2000万の新築が1件
・1500万の増改築が1件

計 4件 計1億を 超えました!!

 広告宣伝費は 私の手間だけで 0円です。すべて検索からのお客さまです。

 だから愚直にコツコツ積み重ねている(継続中)ものが実感して爆発しておりとっても感謝しております。

 ただ問い合わせが来る仕掛けも大事ですが、問い合わせが来た後がとっても大事なフォローなんです。

 電話番号が書いてあるのにホームページから問い合わせしてきている人に、いきなり電話するなんて礼儀知らずです。

 大変な手間がかかる作業ですが、今は「会いたくない」お客さんに真面目に発信していきます・・・

 ところで、今までの経緯を少しお話しさせていただきます。

 もともと、ホームページは100ページの資料をあらかじめワードで作成しておきました。その上で業者さんに、「この通り作って」と原稿を渡して、作成していただきました。

 なのにその制作代は100万を超え、対策を講じているのか分からないのに毎月2万円の管理費、しかも都度訂正の度に費用がとられます。

 ホームページビルダーを試みるもどうも思うようにいかず、なにか違うなぁ〜という感じ・・・。

 無料ブログで色々試したりしたものの、肝心な部分はできないなぁ〜、と感じたので、こんなブログ的にホームページはできないものかな? と色々と探していた時にドンピシャでたどり着いたのが、御社のホームページです。

 内容に関して1か月ぐらいじっくり検討して不明な点や突っ込むところはかなり突っ込んだ質問をして納得した上で 申し込みとなったのが約1年前・・・です。

 途中3か月ほどかけて制作したホームページを白紙に戻すということもありました。

 理由は、改めて家で見てみると「ウリウリ(売り売り)」のホームページだったということもあったからです。

 メニューからすべて組み直した結果、こちらのホームページで1件の資料請求が来たのが、登録してから5ヵ月後でした。

 その途中で、サポートセンターにメールを送ってお電話いただき、「アクセスはあるので資料請求が増えるのも時間の問題だと思いますよ」と言われたことが、かなり気分的に楽になりました。

 それからもひたすら更新を続け、現在では2・3日に1件の資料請求がきており、この1月末から2月はじめには先日申しあげたような状態となりました。

3500万以上の新築  2件
2000万の新築     1件
1500万の増改築    1件
1000万のリフォーム  1件
 100万のリフォーム  1件

 その家づくりの相談のご返事は1メールごとに1時間以上かけてご返事を書き、ご相談に応じています。

 この点は御社の対応もご参考にしております。

 できるだけお金をかけない販促活動を考えれば、こういう形にたどり着きました。

 引き続き頑張りますので、これからもよろしくお願いします。

(株式会社ハウスネットプラス 代表取締役 多田裕さま)
http://www.ie-par.jp
http://housenet.jp/

 ハウスネットプラスさんは、大阪の工務店さんです。

 それにしても、

「2週間で一億円」

というのは、本当にすごい成果ですね。

 これだけの成功の要因はいろいろとあるのですが、今日はその中のひとつ、「ターゲットごとにサイトを分ける」ということについてお話ししてみましょう。


◆ターゲットごとにサイトを分ける

 多田さんのお便りを見ると、大きくわけて「新築」と「リフォーム」、2つのターゲットに分かれていることがわかります。

 それからもひたすら更新を続け、現在では2・3日に1件の資料請求がきており、この1月末から2月はじめには先日申しあげたような状態となりました。

3500万以上の新築  2件
2000万の新築     1件
1500万の増改築    1件
1000万のリフォーム  1件
100万のリフォーム  1件

 じつは、下記のようにサイトを2つにわけて運営されているのです。

 リフォーム中心のサイト

 新築・建て替え中心のサイト

 どちらのサイトも、すごいボリュームのコンテンツを掲載されていて、皆さん、びっくりされたのではないでしょうか?

 これは、多田さんがコツコツとご自分で更新されたものです。

 例えば、リフォーム中心のサイトでは、

 リフォームはじめる前に

 リフォーム業界の問題点

 リフォームWEBセミナー

など、「リフォームしたい人」の視点に立った、お役立ちコンテンツを並べています。

 一方、新築・建て替え中心のサイトでは、

 はじめての家づくり

 あなたの家づくりのパートナーは?

 ライフスタイルによる家づくり

など、「新築を考えている人」が参考にしたいと思えるようなコンテンツをずらっと並べているのです。


◆サイトを分けて、反応率アップ

 なぜハウスネットプラスさんが成功されたのか、お客さんの視線に立って考えてみましょう。

 リフォームしたい人が知りたいのはリフォームのことであって、新築のことではありませんよね。

 逆に、新築を考えている人は、リフォームについては興味がありません。

 それなのに一つのサイトの中に「リフォーム」と「新築」のコンテンツが混在していたら・・・?

 お客さんは、どのコンテンツをを見たらいいのかわからなくなってしまうことでしょう。その結果、ホームページの反応が落ちてしまいます。

 しかし、ハウスネットプラスさんのように、ターゲットごとにサイトをわけて作成すれば、そのターゲットが必要としているコンテンツに絞って掲載することができます。

 それにより、サイトからの反応率をあげることができて、それぞれの資料請求につながり、最終的には、2週間で一億円という素晴らしい成果に結びついたのです。

 ぜひ、皆さんもこの2つのサイトをじっくり眺めて、参考にしてみてくださいね(^^)

 リフォーム中心のサイト

 新築・建て替え中心のサイト


◆ターゲットごとにサイトを作るとSEOが効きやすい

 ところで、ターゲットごとにサイトを分けるとSEOの効果もあげやすくなります。

 リフォームと新築では、対策をとるべきキーワードが異なります。

 もし、ひとつのサイトで両方のキーワードを追ってしまうと、結局「アブハチ取らず」になってしまい、どちらのキーワードでも上位表示されないという事態になりかねません。

 SEOでは、ターゲットを絞ってメインキーワードを一つに絞ると、上位表示されやすくなります。

 SEOのことも視野に入れて、サイトの分割を検討してみましょう。


◆1サイト1テーマの方がコンテンツ作成も楽ちん

 また、ターゲットを絞ったサイトの方が、「コンテンツを作りやすい」というメリットもあります。

 例えば、サイトのトップページの内容を考える場合。

 「リフォームしたい人も、新築を検討している人も来るサイトだから、トップページはどうやって書き分けようかな・・・」と悩んだりしていないでしょうか?

 それであれば、サイトを分けて、「リフォームしたい人」「新築を考えている人」というように、明確にターゲットをイメージしたほうが、混乱もなく、整理された内容になり、お客さんにとってわかりやすいコンテンツになるのです。

 このように、サイトの分割にはいろいろなメリットがあります。

 みなさんもぜひ、ターゲットごとに複数のサイトを作成することを考えてみてくださいね!