今回は、セミナーの申込みを増やすには何が必要か? というお話です。 少し前の話なのですが、昨年4月8日に私が募集した、【士業・コンサルタント限定! ブログ活用セミナー】 の応募状況を検証してみます。
上記の通り、募集開始後1日も経たないうちに、定員を大幅に超えるお申込みを頂き、募集締め切り後もたくさんのキャンセル待ちを頂いている、という状況でした。 ◆募集ページへのアクセス状況 今回のセミナー募集は、4月8日に配信したメールレター1回だけで行いました。 いわば、メールを1回送っただけで、80人近い方にお申込み頂けた、という状況で、今さらながら皆さんの熱心さに頭が下がります。 さて、当時このメールレターを購読している「メール会員」さんは、30,219人でしたので、 メールの配信数 : 30,219人 ということになります。 一方、この二日間に、セミナー募集ページにアクセスしてくれたのは、 募集ページのアクセス数 :721人 でした。 これから、 メールのクリック率= 2.3%(721÷30,219) という事になります。 また、キャンセル待ち含めた申込み数が 申込数 = 76名 ですので、セミナー募集ページにアクセスしたくれた人のうち、申込みしてくれた人の比率は、 申込み率 =10.5%(76÷721) という事になります。 メールのクリック率が2.3%、募集ページからの申込み率が10.5%ですので、 ・メール読者の100人に2.3人(2.3%) すなわち、43人に1人がセミナーページにアクセスし、さらに、 ・ページアクセス者の100人に10.5人(10.5%) すなわち、10人に1人 が実際に申し込んでくれた、という状況なのです。 募集ページにアクセスしてくれた人は日本全国の方々ですから、東京開催のセミナー告知としては、相当に高い反応率だと言えます。 ◆セミナーのテーマが最重要ポイント こうしてたくさんの方にお申込いただいた理由ですが、一番の理由は、 ・セミナーのテーマが、皆さんの関心の高いテーマだった からだと思います。 このセミナーは、 【士業・コンサルタント限定! ブログ活用セミナー】 というタイトルだったのですが、募集ページの上の方に、 士業の先生やコンサルタントの皆さんがネットを活用して、どうすれば顧問先を増やすことができるか という記載をしました。 つまり、このセミナーでは、 「ネットを使った顧問先の増やし方」 をテーマに掲げた訳なのですが、このテーマに皆さんの関心が高かったので、たくさんの方にお申込み頂けた、という訳です。 この「セミナーのテーマ」選びは、セミナーの申込みを左右する、最重要ポイントです。 セミナーのテーマ選びに失敗すると、誰も関心を示してくれませんから、反応はまったく得られません。 参加して欲しいターゲットの方が関心を持ちそうな「テーマ」を選んでセミナーを企画することが、成功への最初の一歩になります。 ◆セミナーの写真も重要です。 セミナーのテーマが参加予定者の関心の高いものだったとして、その次に重要なのは、 ・人気セミナーなんだ と思ってもらうことです。 ラーメン屋で、「ガラガラのラーメン屋」と「行列ができているラーメン屋」だったら、行列のある方に並びたくなりますが、セミナーも同じです。 セミナー受講者も、「ガラガラのセミナー」よりも、「人気のあるセミナー」に参加したいと思うのです。 そして、「人気のあるセミナーなんだ」と思ってもらうために大切なのが、 ・セミナーの写真 です。 このセミナーの写真が、たとえば2〜3人しか写っていないような写真だと、人気セミナーだと思ってもらえないので、なかなか反応はとれません。 今回の>募集ページでは、冒頭に、過去のセミナーの写真を掲載しました。こうした写真を掲載すると申込み率がアップしますので、参考にしてみて下さい。 ◆セミナーのサマリーが背中を押す それともう一つ大切なのが、「セミナーのサマリー」を掲載することです。 先ほどの「テーマ」ともからむのですが、セミナーのテーマに関心を持った人に対して、具体的に「当日こんな話をしますよ。」と教えてあげましょう。 「テーマには関心があるんだけど、忙しい時間を割いて、本当にセミナーを聞きに行く価値があるのだろうか?」 と思っている人に対して、具体的かつ分かりやすく、当日話す内容を教えてあげるのです。 私のセミナー募集ページに、 当日のセミナー内容を少しだけご紹介すると・・・ ・口コミの紹介率をアップさせる秘密の裏技 ・同業者ライバルと差をつけるホームページのコンテンツとは? ・セミナー集客を簡単に成功させる3つのポイント ・士業・コンサルタントのサイトのSEO対策の勘所とは 「ホームページを活用したい!」という士業・コンサルタントのかたは、ぜひご参加ください。 という記述をしました。 単に目次を箇条書きにするのではなく、参加予定者の興味を惹けるように、言い回し等を工夫します。 こんな風に、当日のセミナーで話す内容を「分かりやすく」教えてあげると、参加を迷っている人の背中を押してあげることができるのです。 以上、セミナーの反応を高めるポイントをいくつかご紹介しました。 他にも細かいポイントは色々とあるのですが、まずはここで述べた3点を参考にしてみてください。 ぜひ、すばらしいセミナーを企画して、たくさんの方に参加してもらって下さいね。 |