◆お客さんは情報収集を当然と思っている 最近、セミナーなどでよく話しているのですが、ネット社会においては、企業よりも、お客さんの方が遙かに先を進んでいます。 お客さんは、ネットで「情報収集」するのを、今では当然のことと考えています。 野球の結果、天気予報、時事ニュース、等々、さまざま情報をネットで収集しています。 あるいは、近くの歯医者さんを検索したり、温泉旅館の情報を集める人もいるでしょう。 個人客であれ法人客であれ、お客さんは、 「ネットで情報収集」 するのが当然の行為となっていて、恐らく、あなた自身もネットでの情報収集が生活の一部になっていると思います。 ◆企業は情報提供に遅れをとっている ところが、情報の「出し手」としての企業を考えた場合はどうでしょうか。 お客さんが必要とする情報を、充分にネットで提供できている企業は少数派。 ほとんどの企業にとっては、 「詳しい情報は、営業担当にご連絡ください。」 という状況です。 特に、「現場の情報」の提供が遅れ気味です。 本部ではホームページで色々と情報を出しているけれど、支店や営業担当といった現場の人たちの大多数は、お客さんへの情報提供をネットで行っていません。 つまり、 ・お客さんは、ネットで情報収集することを当然と考えている。 ・一方企業側は、ネットでの情報提供に消極的で、ほとんどの情報は「口頭」あるいは「紙」での提供に頼っている という状況なのです。 言い方をかえれば、 ・お客さんの方が、企業よりも遙かに先に進んでいる、 という感じでしょうか。 ◆情報提供に熱心な企業であれば、一人勝ち さて、このようにお客さんが進んでいて、一方ほとんどの企業がネットでの情報提供に消極的な場合、 ・ネットでの情報提供に「積極的」な会社は「一人勝ち」 の状態になります。 ネットでの情報収集を当然と考えるお客さんにとって、自分が必要な情報を与えてくれる企業が一社しかなかったとすると、そこしか選べなくなってしまいます。 100社のうち、 ・1社だけは、必要な情報が手に入り、一方、 ・残りの99社は、ネットではほとんど情報が手に入らない という場合、お客さんはどの企業を選ぶでしょうか。 かなりの確率で、情報提供に熱心な1社だけに問い合せが集中します。 情報提供に熱心な一社だけが、「一人勝ち」するのです。 ◆成果を出しているホームページ 以下にあげるホームページは、会員さんの成功事例としてよくご紹介するホームページです。 どのサイトも「情報提供」といった観点からは、業界の平均を遙かに上回っていて、結果的に「一人勝ち」の状況になっています。 高輪美肌クリニック アクア鍼灸整骨院 株式会社旭厨房企画 羽毛布団工房ヨネタ 上記の会員さんのサイトを見ていただくと、 ・情報提供の「量」と「質」 について、大変な努力をされていることがお分かり頂けると思います。 上記の会員さんは、それぞれ属する業界は異なりますが、業界の平均を遙かに上回る情報を提供した結果、素晴らしい成果をあげていて、売り上げが何倍にもなられています。 ぜひ、あなたもこうした会員さんの事例を参考にして、「情報提供」に取り組んでいってください。 同業者よりも多くの情報を出せば出すほど、「一人勝ち」の状態に近づいていきますからね。 |