第131回 できる社長のHP活用講座 13
(2008/10/31)

●問い合わせフォームの反応をあげる特効薬

 さて今回は、お問い合せフォームの反応をあげるにはどうすればよいか、について考えてみましょう。


◆いただいたご質問

 会員の方から先日、こんな質問を頂きました。

 ホームページにお問い合せフォームを用意しているのですが、ほとんど、というか全く反応がありません。

 ホームページ開設後、3ヶ月たったのですが、問い合わせは1件だけです。

 どうすればよいのか、ご指導のほどお願い申し上げます。

(サービス業の経営者 Aさん)

 こうした質問はよくいただきます。

 みなさん「問い合わせフォーム」以外にも、

 ・「資料請求フォーム」
 ・「見積もりフォーム」
 ・「サンプル請求フォーム」

等々、色々なフォームを利用されていると思いますが、反応がないという意味では同じ悩みを皆さんお持ちだと思います。

 さて、問い合わせフォームの反応がないのは、大きく二つの理由があります。


◆理由その(1)

 「問い合わせフォーム」のページへのアクセスがほとんどない。

 問い合わせフォームのアクセス数がどれくらいあるか、まずは調べてみましょう。

 問い合わせフォームへのアクセスが、たとえば3ヶ月で「5人」しかないとすれば、問い合わせはあまり期待できません。


◆理由その(2)

 「問い合わせフォーム」ページを見ても、問い合わせしようという気にならない。

 問い合わせページへのアクセスがあっても、そのページの作りが悪いと、実際の問い合わせは発生しません。

 お客さんが「問い合わせしよう」という気にならなければ、問い合わせしてくれないのです。

 そしてお客さんが問い合わせしてくれない原因としては、大きく二つあります。

 ・何を問い合わせしてよいのか分からない。
 ・何となく敷居が高くて、問い合わせを迷ってしまう。


◆問い合わせ内容のサンプルを記載する。

 何を問い合わせすれば良いのか分からない人のために、問い合わせページには、

 ・こんなことをお問い合せ下さい。
 ・他の人は、こんな事を問い合わせいただいています。

というような内容を記載しましょう。

 これを記載すると、「こんな事を聞いてもいいんだろうか?」と問い合わせをためらっている人の背中を押してあげる効果があります。


◆人間味を感じさせる

 また「何となく敷居が高い」と感じている人のために、問い合わせフォームでは、

 ・人間味を感じさせる

ことが大切です。

 人間でも、「相談しやすい人」と、「何となくこの人には相談しにくい人」がありますが、ホームページも同じ事。

 問い合わせフォームにアクセスしても、何となく問い合わせをためらってしまうケースが少なくありません。

 お客さんをそんな風に感じさせないためには、人間味をホームページに感じさせること、すなわち

 ・受付担当者の写真を掲載する

のがお勧めです。

 無機質なパソコンに問い合わせするのではなく、写真があれば、人間に問い合わせするように感じてもらえますから、お客さんの不安を取り除く効果があるのです。


◆見本の問い合わせページ

 具体的な問い合わせページの例として、弊社の問い合わせページをご紹介しておきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 【ブログdeホームページ】の問い合わせページ

 ここで述べたこと以外にも、色々とテクニックを盛り込んでありますので、ぜひ研究してみてくださいね。