●売らずに売る? さて、今回は、著書「できる社長はネットで売らない」の中で一番大切なコンセプト ・ネットで売らない という考え方についてお話ししてみましょう。 すでに書籍購入の方はご理解頂いていると思いますが、まだ購入頂いていない方には、何の事やらよく分からないと思いますので、かいつまんでご説明してみましょう。 ◆ネットで売れるのか? たとえば、製造業の企業がホームページを作るとします。 多くの場合、経営者はこんな風に考えます。 「いまどきホームページがないと恥ずかしいから、会社案内の代わりにホームページを作ろう」 「ホームページで製品を販売したいから、買い物カゴも欲しいな」 「そんなには売れないだろうけど、主要な商品をホームページに並べて、すぐに購入できるようにしておこう」 人によって濃淡あるのですが、製造業に限らず、多くの経営者は上記のように考えます。 すなわち、 ・ホームページの目的は、会社案内 + 商品販売 ということですね。 ◆でもネットでは売れない しかし経営者の期待とは裏腹に、ホームページでそう簡単に商品は売れません。 ホームページに買い物カゴを用意したところで、そう簡単に売れないのはご存じの通りです。 せっかくお金をかけても、まったく自社の製品が売れませんから、多くの経営者が、「ホームページは役に立たない」と感じてしまうわけです。 そこで、本書の主張である ・ネットで売らない という考え方が登場します。 ◆営業マンの前にお客さんを連れてくる 本書で繰り返し主張しているのが、 ・ホームページで売ろうとしないで、 ・お客さんを営業マンの前に連れてくるために、ホームページを利用する という考え方です。 成果が出にくいネットで無理矢理売ろうとしないで、ネットはお客さんを集める「集客」のツールと割り切りましょう。 実は、ネットで売るには、「通信販売」のノウハウが必要です。 そして、この通信販売のノウハウがないと、なかなか成果がでません。 ですから、通信販売のノウハウがない多くの企業は、今まで実績のある「実店舗」や「営業マン」に売り込みを担当させればよいのです。 ネットでお客さんを集めて、営業マンが売る、という役割分担が一番簡単に成果が出ます。 という話を、色々と事例を含めて書いていますので、自社のホームページ活用にお悩みだったら、ぜひご一読ください。 御社のホームページ活用について、目の前が「ぱっ」と明るくなると思いますよ。 『できる社長は、ネットで売らない』 |