第124回 できる社長のHP活用講座 6
(2008/07/11)

 今回は会員さまのお便りをご紹介します。


●会員さまのお便り

 ホームページの説明がわかりやすく内容が豊富であったこと、とりわけサポート体制がしっかりしており、パソコンの知識のない私にも、なんとかなりそうに思えたことが申込みの理由でした。

 もちろん、低価格であること、更新が簡単にできることは魅力でした。

 ワードもエクセルもできない私が、ホームページをもてるとは正直、考えられませんでした。それでも、できなくても5万円の出費だから、まぁいいか、と言うのが申し込み時の偽りのない気持ちです。

 しかし、そんな心配はすぐに杞憂に終わりました。

 親身ですばやいサポートには、低価格のこともあって驚きでしたが、ほんの短時間でホームページは立ち上がってしまったのです。

 それから、約3週間。不十分な内容ながら、キーワードで検索するとほとんどが上位にランクされています。今後さらに内容を充実させていきたいと思いますが、いまだ親切な操作マニアル等を読んでも、理解困難な用語に頭が痛い毎日です。

 でも少しも心配はしておりません。ブログdeホームページの親切な家庭教師がいますから。

 社員の皆様、よろしくお願いいたします。

不動産任意売却アドバイザー 行政書士 安瀬法務事務所さま)

 安瀬さま、お便りどうもありがとうございました。過分のお褒めのことば恐縮です。

 こんな風に褒めていただくと、私はもちろん、スタッフも大変励みになります。本当にありがとうございました。

 さて、安瀬さんは行政書士として、住宅ローンの「任意売却」にフォーカスして、ホームページを運営されています。

 実際にアクセスしていただくと分かりますが、情報が充実したホームページで、とても参考になりますから、一度アクセスしてみてください。

【不動産任意売却アドバイザー】行政書士 安瀬法務事務所さま


●ターゲットを絞る

 安瀬さんが今回ホームページを作られた際に、戦略として素晴らしいと思ったのが、「任意売却」に特化したことです。

 行政書士の業務はとても幅広いですから、すべてのサービスを掲載すると総花的なHPになってしまい、焦点がぼけてしまいます。

 その結果、SEO的にもキーワードが分散しますし、浅く広いコンテンツとなるため、お客さんの反応も得られにくくなってしまいます。

 ところが、安瀬さんは「任意売却」に特化されました。

 後発HPの場合、このようにどこかに焦点をしぼってホームページを立ち上げるのが鉄則です。

 最初の内はコンテンツも乏しいですし、SEO的な対策もまだまだですから、後発HPがすべての分野で勝負しても勝ち目はありません。

 先行HPに勝つには、どこかに焦点を絞って「一点突破」で勝負すること。

 安瀬さんのように、まずは任意売却に絞って頑張りましょう。

 そしてもしその分野で成果が出たら、はじめて他の分野にも広げていくのです。


●成功したら別のHPを立ち上げる

 一つの業務で成果がでた場合、別の業務に今度は力を入れていくわけですが、その際は別のホームページとして運営することをお勧めします。

 もちろん予算の問題もあるのですが、既に成功している特定業務のホームページの中に新しい業務をいれると、アブハチ取らずになってしまいます。

 たとえば安瀬さんのように、行政書士の方が「任意売却」業務で成果がでた場合、今度は「建設業許可」業務を同じホームページの中で取り扱う、というケースです。

 まずSEO的に「任意売却」と「建設業許可」ですから、まったくキーワードが違います。当然、両キーワードで上位表示させるのは至難の業。

 またコンテンツも分散してしまい、お客さんを誘導するのが難しくなります。

 こうしたデメリットがありますので、最初の業務で成功したら、二つめの業務は別のホームページで立ち上げましょう。


●最初の業務に徹底的にこだわる

 逆に最初の業務については、成功するまで諦めずに、その業務に特化してホームページを運営しましょう。

 「任意売却」が成果が出ないからと言って、仕方なく「建設業許可」をホームページに追加するのは最悪のケース。

 最初の業務で成功しないのに、二つめの業務を追加したら、先ほどと同じ理由で、ますます成果が出にくくなります。

 後発企業が成功するためには、

・特定業務に絞り込んでホームページを立ち上げる
    ↓
・その業務が成功するまで諦めない
    ↓
・その業務が成功したら、別の業務で新しいホームページを立ち上げて、さらなる発展をめざす という流れがお勧めです。

という流れがお勧めです。


●問合せの心理的バリア

 さて、せっかくですので、安瀬さんにワンポイントアドバイスしましょう。

 現状、安瀬さんのHPは、「お問い合わせ」というメニューを用意されていますが、一般的に「お問い合わせ」だとあまりお問い合わせしてくれません。

 お問い合わせを増やすためには、「任意売却の無料相談」に、メニューの内容を変更しましょう。

 お問い合わせだと、何を問合せしたらよいのか分かりません。

 でも「無料相談」だと、「相談したい人」が問合せしてくれます。

 「こんなこと相談したい(問合せしたい)んだけど、いいのかしら?」と考えているお客さんの心理的なバリアを、「任意売却の無料相談」という名称が取り除いてくれるのです。


●顔写真の掲載

 さらにできれば、問合せページ(任意売却の無料相談ページ)に、安瀬さんご自身、あるいは担当スタッフの「顔写真」を掲載しましょう。

 意外と問合せしようとする人は、不安なものです。

 「こんなこと聞いていいのかな。」「無愛想な対応をされたら嫌だな」、そんな風に考えています。

 でもそんな不安も、問合せページにスタッフの笑顔があれば、かなり緩和されます。

 「親切そうな人だな。この人に相談したら安心だ」という風に感じてもらえたら、問合せの件数はかなりアップします。

 ちなみに、下記は弊社の問合せページです。

【ブログdeホームページ】の問合せページ

 こんな感じで、笑顔の顔写真を掲載することで、問合せ者の不安を取り除いてあげることが、反応をあげるのに効果的です。

 よろしかったら試してみてくださいね。