第92回 ライバルに勝つには、情報提供から!
(2007/08/03)

 今週は、会員さまからのお便りをご紹介します。


●会員さまのお便り紹介

 カワムラ社労士事務所、社会保険労務士の川村やすふみです。

 ブログdeホームページさんならば、高品質のHPが低価格で簡単に実現できる、と確信してサービスを申し込みました。特に、“お客様の声”を拝見し「これなら私でもできる」と、やる気になりました。

 また、豊富なデザインの雛形とフォーム機能が基本料金内で提供されていることは、大きな魅力です。

 実は、申込み前には、こんな不安がありました。

・ブログを作成する前にブログも書いたことないのに、HPなんか本当にできるのだろうか?

→ メールを書く感覚で、記事投稿できた!

→ こんなにも“敷居”が低く感じられるなんて、なぜもっと早くやらなかったんだろう! 感激です。

・電話で質問して、本当にすぐ答えてもらえるのだろうか? 結局メールすることになるのでは?

・初歩的は質問ばかりで、あきれられないかな? 馬鹿にされたらいやだな・・・

→ 電話でもすぐに返事がもらえた。心配は杞憂であった。

 初歩的な質問にも、丁寧にわかりやすく答えていただき、ほっとしています。

 ブログdeホームページでHPを作成された方の多くは、きっと、「ブログdeホームページに申し込んで良かった」、「ほかの方にも“ブログdeホームページ”をはじめることの素晴らしさを伝えたい」、と思われているはずですよ。

 こんなに低価格なのに、高品質・高サポートのホームページを提供して頂き、感謝しています。

 特に、電話での初歩的な質問にも、わかりやすく丁寧に答えて頂いた際には、「これならできるぞ」と、強い安心感を得ました。

 ほんの少し前まで、HPを自力で勉強して作るか、高いお金を払って作ってもらうか、悩んでいたことがうそのようです。

 HPを開設し、掲載記事を考えることは、これまでの活動や提案内容を見直す良い機会となりました。このことだけでもHPをつくる意義は充分あったと、考えております。

 公開初日から「川村さんらしさの良くでたHPだね。これからの内容充実に期待してますよ。」との、お声を頂くこともできました。

 このHPであれば余計なことを考える必要がなく、ただ掲載内容のことだけに集中できます。

 小さな種からスタートしたHPですが、今日から大きな樹に育てていきます。

 ブログdeホームページの皆さま、これからもよろしくお願いいたします。


カワムラ社労士事務所 社会保険労務士 川村泰文さま

 川村さん、お便りどうもありがとうございました。\(^_^)/

 過分なお褒めのお言葉を頂き、恐縮です。(^^ゞ

 これからもご期待に添えるようなサービス提供を心がけていきますので、どうぞご期待下さい。


●専門家だと思ってもらう

 さて、このように大変熱心にブログに取り組まれている川村さんですが、ホームページのコンテンツも急速に充実されています。

カワムラ社労士事務所

 上記にアクセスして頂ければ分かりますが、よく短期間にここまで情報を追加されたな、と感心するくらいです。

 川村さんは、社会保険労務士として活動されています。社労士さんのような「士業」や「コンサルタント」は、「人」が商品です。

 そして「商品」としての「人」を考えた場合、お客さんはその商品を何で判断しているかというと、

その人が「専門家」かどうか

で判断します。

 お客さんが士業やコンサルタントを選ぶ時は、「なるべく専門家の“プロ”の先生に頼みたい」と考えています。同じ料金のサービスを受けるのであれば、なるべく詳しい専門家の先生にお願いしたい、というのが、普通のお客さんの気持ちなのです。


●専門的な情報を先出しして、見込客にアピール

 このように考えると、お客さんを開拓するためには、

ホームページを通じて、自分のことを「専門家」だと思ってもらう

ことが、重要になってきます。

 「専門家」としての「各種アドバイス情報」をホームページで提供することで、お客さんに自分のことをアピールしていく訳です。

 ホームページを使わない場合だと、

・書籍の出版
・セミナーの開催
・専門誌への記事投稿

といった形で、自分のことをアピールする士業の先生が多いのですが、ホームページも同じで、ホームページの情報を通じてあなたのことをアピールしていきましょう。

 川村さんのように豊富な情報を提供して、自分の専門性をアピールしていくのです。

 今までも何回もお話ししていますが、士業やコンサルタントは、こうした情報提供がホームページの成否を分けます。

 単なる事務所案内を掲載しても、今やほとんど反応は得られないと思って下さい。


●コンテンツの「量」と「質」でライバルと勝負

 さてそれでは、どんな情報を提供していけばよいのか、もう少し考えてみましょう。

 後発サイトの場合、先発の同業者と同じ分野の情報で勝負しても、なかなか勝てないかもしれません。

 コンテンツ(情報)で勝負する場合、

・コンテンツの量で勝負 : なるべく多くのページをつくる

・コンテンツの質で勝負 : ライバルよりもより深い情報を提供する

のどちらかが一般的です。

 後発サイトの場合は、ライバルの先発サイトを研究して、ライバルよりも「量」で勝るか、「質」で勝るか、どちらかで勝負しましょう。

 逆に、先発サイトと「同じ内容」を、「同じ程度のボリューム」で提供していては、なかなかライバルには勝てません。


●ライバルが手がけていない「ニッチ」なコンテンツで勝負

 またこうしたアプローチとは別に、

・ライバルが手がけていない分野の情報を提供する

ことも有効な方法です。

 例えば川村さんの場合、http://kawamura-sr.seesaa.net/

就業規則に関して

・就業規則をつくるメリット
・就業規則でトラブル防止
・就業規則作成のポイント

3つのカテゴリをご用意されています。

 この内容は非常に充実していて、充分ライバルと勝負できる内容になっていますが、これに加えて、例えば

・派遣社員の就業規則
・パートタイムの就業規則
・定年延長と就業規則

というような感じで、もっと「ニッチ」に絞り込んだ情報を提供するという方法もお勧めです。

 ニッチなコンテンツはライバルが手がけていないので、競争がゆるいケースが少なくありません。

 その結果、検索サイトで上位表示されやすいですし、その「ニッチコンテンツ」に興味がある人からの問合せが得られやすい、という効果もあります。

 もちろん「ニッチ」ですから、それ単独でみたらアクセス数はそれほど多くないかも知れません。

 でもこうした「ニッチコンテンツ」を数多く作っていきましょう。

 手間はかかりますが、小さいニッチコンテンツを少しずつ押さえていけば、それが加算されて、最終的には大きなシェアを取ることが可能なのです。いずれにしても、

「情報提供」であなたの専門性をアピールする

ことを心がけることがホームページやブログの基本ですので、ぜひあなたも川村さんに負けずに頑張って下さいね。(^^)