今回は、「士業のブログ活用事例」についてご紹介します。 ◆士業の方がブログを使う理由 最近、行政書士や税理士、弁護士といった士業の方が、本体サイトとは別にブログを立ち上げて活用するケースが非常に増えています。 ご存じの通り、「士業」は、コンサルタントや医師、塾講師などと同様、「人」を売りにするご商売です。 士業の方の、知識・スキル・経験・そして「人格」によって、そのサービスレベルには天と地ほどの差が出ます。 サービスレベルが「人」に依存するのです。 こうした「人」に依存するサービスの場合、サービスを申し込む前に、「その人のことを良く知りたい」と思うのが、依頼する側の気持ちとしては当然です。 そこで何とかして、自分のことを「アピール」する必要があるわけですが、その「アピール」するツールとして、ブログが最適なのです。 それではブログのどこが「自分をアピールするツール」として最適なのでしょうか? ◆自分をアピールするためのブログ 「自分をアピールする」ために有効なコンテンツとしては、いろいろな内容が考えられますが、その一つに、 「ノウハウコンテンツ」の提供 があります。 例えば、税理士さんの場合なら「経営者の節税対策」といったノウハウコンテンツを用意して、経営者さんの役に立つ情報をたくさん掲載しておくのです。 そうすると、そのページをみた経営者は、 「役に立つ情報を与えてくれる人だ」=「信頼できる人だ」 「たくさんの情報を教えてくれた」=「知識やスキルのある人だ」 という印象を持ちます。 また、人に依存するご商売では、「日記」でその人の「人となり」をアピールすることも有効です。 例えば、経営者としては、全然知らない人にいきなり自分の会社の税務を任せるのには抵抗がありますが、「日記」を読んでもらうことで、自分を身近に感じてもらうことができるのです。 しかし、このような「ノウハウコンテンツ」や「日記」は、頻繁に内容を追加したり更新したりする必要があります。 従来のように、ホームページ制作ソフトでホームページを作成している場合、毎日内容が追加されていくようなコンテンツを作成するには非常に手間がかかりますし、専門的な知識が必要です。 そこでブログの登場です。 ブログを利用すると、難しい技術も必要なく簡単に内容を追加することができますので、頻繁に更新したいページの作成が可能になるのです。 この場合、本体サイトとは別にブログを開設して、頻繁に更新するコンテンツのみブログで作成します。 つまり、ブログで二つ目のホームページ(セカンドホームページ)を作成するのです。 セカンドホームページは、本体サイトからリンクしておきます。また、セカンドホームページ(ブログ)からも本体サイトにリンクしてそれぞれ行き来ができるようにしておきましょう。 このような「セカンドホームページとしてのブログ」の活用事例として、埼玉県所沢市の行政書士、丸山学さんの事例をご紹介しましょう。 ◆士業さんのセカンドホームページ活用事例 埼玉県所沢市の行政書士、丸山学さんは、ブログを上手に活用していらっしゃる方のお一人です。 丸山さんは「ノーリスク起業コンサルタント」として、起業を目指す方の支援をしておられます。書籍も数多く出版されているので、ご存じの方も多いと思います。 さて丸山さんの場合、本体サイトも、情報コンテンツやマスコミ掲載、セミナーのお知らせなど、頻繁に更新するコンテンツが盛りだくさんです。 本体サイト:家族を路頭に迷わせない!『ノーリスク起業法』の教え その本体サイトとは別にブログを開設して、コンサルタントさんととしての日々の所感を書いていらっしゃるほか、セミナー開催の告知やリクルートなどの即時性の高いコンテンツをほぼ毎日アップされています。 ブログ:「ノーリスク起業予備校」の要点ノート このブログを読むと、丸山さんの「お人柄」や「ポリシー」、行政書士さん・コンサルタントさんとしての「深い知識」をうかがいしることができます。 また、「情報交換」や「情報収集」の場としても、ブログを活用されています。 詳細は、またご説明の機会を設けたいと思いますが、ブログには「コメント」や「トラックバック」など、アクセス者やブログ開設者同士のコミュニケーションを深めるためのブログ特有の機能がついています。 そのため、「情報交換」や「情報収集」をするための場としても利用可能なのです。 士業さんやコンサルタントさんには非常に参考にしていただける事例かと思います。ぜひご覧になってみてください。 実は今回、丸山さんのブログを、あきばれネットの新サービス「ブログdeホームページ」でリニューアルさせていただくことになりました。(^O^) 丸山さんのブログで、リニューアルの経過をレポートしていただく予定になっていますので、みなさんぜひ、楽しみにしていてください。 このブログを大改造しますっ!! どんなレポートにしていただけるのか、私も楽しみです(^^) |