第66回 「文字の多いホームページ」を作りましょう
(2007/01/26)

◆「ホームページ成功事例説明会」感想メールより

あきばれネット
代表 吉本俊宏さま

 こんにちは。有限会社MのO.Kと申します。

 昨日の「ホームページ成功事例説明会」に参加させていただき、本当にありがとうございました。

 無料なのに、非常に濃い内容のお話が聞けましたことを感謝しております。ノウハウを惜しげもなく出していただけたことに少々驚きました。

 当店のホームページを開設して9年近くになりますが、一貫して自分で作り更新することを続けて参りました。

 ブロードバンドなどない時代からですので、ホームページというものは、できるだけ軽くシンプルに、そしてツボをきちんと押さえていればよい、と思っていたのですが、昨日の事例のほとんどが、トップページでもぎっしりと文字が並んでいたことに驚き、さらにそれがマーケットに受け入れられていることにも驚きました。

 このことは目からウロコでした。一から当店のあり方を考え直そうと思う良いきっかけとなりました。

 弱小企業ですので、あきばれネットさんのお世話になるまではまだ至っておりませんが、できれば私のような自作ホームページを評価するサービス(もちろん有料で)もご検討いただけたらと思います。

 吉本さま、あきばれネットさまの益々のご繁栄をお祈りしております。ありがとうございました。

O.K

 O.Kさん、感想メール、ありがとうございました。

 「ホームページ成功事例説明会」が、御社ホームページをよりよくするきっかけになったようでしたら、本当に嬉しく思います(^^)

 さて、O.Kさんは、感想メールの中で、

 ブロードバンドなどない時代からですので、ホームページというものは、できるだけ軽くシンプルに、そしてツボをきちんと押さえていればよい、と思っていたのですが、昨日の事例のほとんどが、トップページでもぎっしりと文字が並んでいたことに驚き、さらにそれがマーケットに受け入れられていることにも驚きました。

と書いてくださいました。

 この「文字がぎっしりと並んでいる」という点は、ホームページについて考えるに際して、非常に重要なポイントなのです。


◆「情報提供型のホームページ」=「文字の多いホームページ」

 私が、会員のみなさんにおすすめしているのは、

 ・「お客さんが必要な情報」を
 ・「お客さんの立場」で提供する
 ・「情報提供型」のホームページ


を作りましょう、ということです。

(非常に重要なポイントのため、繰り返し解説していますがご容赦ください。)

 私たちは何かを購入する時、まずは、その商品やサービスについての情報をいろいろと知った上で購入したい、という気持ちがあります。

 商品が高価であればあるほど、たくさんの情報を得て、安心して購入したいと思うのが通常です。

 とくにインターネットを介してのやりとりの場合、「人の顔」が見えない状況での取引ですから、対面での販売よりも、もっと多くのことをお客さんは知って、安心して取引したいと思っているはずなのです。

 ホームページ上で、「お客さんが必要としている情報」をより多く、より親切に伝えようとすると、どうしても文字が多くなります。

 もちろん、写真や画像・動画を使った方が伝わりやすい内容もありますが、その場合でも「言葉での説明」は必ず必要になります(対面での営業でも「商品だけ見せて説明しない」ということはないですよね?)。

 そのため、

 ・「情報提供型」のホームページ

は、自ずと、「文字の多いホームページ」になるのです。

 あきばれネットの「ホームページ成功事例説明会」で、成功事例として取り上げているホームページは、すべてが、

 ・「情報提供型」のホームページ

です。

 「商品画像と、簡単な説明を並べただけの不親切なホームページ」では、売上につながるホームページにすることは難しいということを、しっかり踏まえた上で、ホームページ制作に取り組んでくださいね。