第53回 ネット広告とホームページ
(2006/10/27)

 今週は、メールで頂いたご質問をご紹介したいと思います。

あきばれネット代表 吉本様

 私は、ホームページでの仕事の紹介、そのホームページの宣伝広告、および資料請求のメールの送受信で、仕事をしております。

 現在、メールマガジンなどの宣伝広告に掲載を依頼して広告を行っております。

 クリック保証型、くじつきメールなど目をひくものや、信頼できる業者を探すのに苦労しております。

 知り合いの話によれば、ホームページを立ち上げてアップロードしても目に触れることは、極少のため、メルマガ広告がよいとの話でした。

 しかしながら、あきばれネットさんでは人気ページにランキングされているとのことですね。

 実際のところ、いかがなものでしょうか。

(YIさん)

 YIさん、ご質問どうもありがとうございました。

 それでは早速、ご質問にお答えしていきましょう。


◆ネット広告とホームページ

 実店舗でも、「折り込みチラシ」「ポスティング」「雑誌広告」等々、色々な広告がありますが、ネットでも様々な広告手段が提供されています。

 YIさんも「クリック保証型」や「くじつきメール」等、色々な広告手段をご利用のようですね。

 さて、ご質問にあった

 知り合いの話によれば、ホームページを立ち上げてアップロードしても目に触れることは、極少のため、メルマガ広告がよいとの話でした。

について、少し考えてみましょう。

 まず、ホームページより、メルマガ広告の方が良い、というのは、間違っていると考えて下さい。

 メルマガ広告だけで、それをホームページと連動させない、というのは、コストパフォーマンスがかなり悪いです。

 「メルマガ広告」というのは、スペースの関係で充分な情報を伝えることができません。

 メルマガ広告で成功するためには、ポイント説明だけ広告文書に含めて、その後「→詳しくはここをクリック!」という感じで、ホームページに誘導することです。

 4〜5行の広告文で物が売れる訳はありませんから、詳しい情報はホームページを活用するしかないわけです。

 もし、ホームページを活用しないのであれば、必要な情報を提供できるだけの広告スペースを確保する必要があります。当然、広告費用は高くなってしまいます。

 ネットで成功するポイントは、

・ホームページを、全ての受け皿にすること

です。

 メルマガでも、広告でも、実店舗からの誘導でも、とにかく「ホームページを受け皿」にしましょう。

 ホームページ以外のチャネルは、「ホームページに連れてくること」に注力して、必要な情報提供は全てホームページで行うようにするのです。

 こんな風に、広告とホームページの使い分けを考えてみて下さいね。