第43回 ホームページの反応率低下の原因を探ろう
(2006/08/18)

●読者からのご質問

 メルマガをいただき、ありがとうございます。早速書き込みさせていただきます。

 うちの主力商品はドライアイ対策のパソコンデスクですが、HPをリニューアルしたら、かえって売れ行きが落ちてしまいました。

 原因はTopページに、あれもこれもと載せすぎたからではないかと思っています。

 貴メルマガを参考に勉強しているつもりですが、理解できていないようで・・・悪い見本ですね。

 近日中にまた、リニューアルするつもりです。

(松本貞夫さま http://www.nihon-creator.com/

 松本さん、ご質問ありがとうございました。


●売上ダウンの原因を探る

 さて、ホームページのリニューアルをしたら売上が落ちたとのことですが、その理由が「トップページにあれこれ載せすぎた」からかどうかは、検証してみないと分かりません。

 ホームページの反応が落ちた場合、下記の3点からその原因を探ってみましょう。

1)トップページのアクセス数

・そもそも、アクセス数自体が減っていないか


2)申込みページへのアクセス数、およびアクセス比率

・申込みページへのアクセス数は減っていないか

・また、

アクセス比率 = 申込みページへのアクセ数 ÷ トップページのアクセス数

に変化がないか。

 ・ 上記の「アクセス比率」が低下していた場合、HPにアクセスした人(=トップページアクセス数)を、申込みページに誘導できていない、ということ。

 ・ その場合、申込みページへの誘導(リンクの仕方、コンテンツの中身)に問題がある可能性が高い。


3)申込みページでの申込数

 ・ 申込みページにアクセスした人のうち、実際に申し込んでくれた人の比率は低下していないか

・具体的には、

申込み比率 = 申込み件数 ÷ 申込みページへのアクセス数

を、リニューアル前と比較する。

・この値が低下しているなら、申込みページの内容に問題がある可能性が高い。


 上記のような数値をリニューアル前と比較して、反応が下がった原因を探ってみることをお勧めします。

 ホームページを拝見した限りでは、色々と改善した方が良い点はあるのですが、まずは「現状分析」することをお勧めします。(^^)V