第42回 社員を巻き込んだホームページ作成
(2006/08/11)

●会員さんのご報告

あきばれネット 吉本様

 実家が横浜なので、東京の勉強会も参加したいなと思ってますが、週末が参加しやすいかなぁなんて贅沢なことも考えています。

 吉祥寺生まれの世田谷育ち。でももう人生の大半を大阪で過ごしています。

 私は大阪のおばちゃんになりきった〜と思っていましたが、まだまだ〜!! とダメ出しされてしまいました・・・。極めるにはもうちょっと修行が必要?

 HPを製作するにあたって社員が張り切っていますが、いかんせん素人の域を超えていないのでは・・・と不安に思っています。

 でもやる気は大切にしたいのです。向上心にも繋がりますし・・・

 私自身が素人だからこそプロのお知恵をお借りしてHPを立ち上げて行きたかったのですが。

 あんまり張り切ってくれるので・・・。芽を潰さずに良い方向に導く方法を思案しています。

 弊社は吹けば飛んでしまう零細企業です。人材は人財です。

 やる気を成功に結びつけることが、私の使命と思っております。

 鹿間さん、お便りどうもありがとうございました。

 鹿間さんは「東京育ち」のニオイがする、とっても素敵な「大阪のおばさま」でした。(^^)

 印刷を専門にされてらっしゃいますので、関西地方で印刷にお困りの方は一度ご相談になられては如何でしょうか?


●ホームページ制作を通じた社員教育

 さて、鹿間さんは素晴らしい社員に恵まれているようで、ホームページ制作に際して、社員の方がすごく乗り気になっているようですね。

 これは非常に大切なことで、社長さんが一人で悶々とホームページを作るよりも、社員を巻き込んで「全社プロジェクト」とした方が、遙かに会社のためになります。

 ホームページを作る際には、

・自社の顧客ターゲットは?
・自社の強みは?
・自社の営業スタイルは?


というポイントを自問自答しなければいけませんが、この活動に社員をうまく巻き込むと、上記のポイントを社員自身が考えますので、社員のレベルアップが急速に進みます。

 いわば、ホームページ制作を通じた「社員教育」ですね。


●社員の事前教育と失敗の経験

 さて、鹿間さんがご心配になっている「素人の域を超えていないのでは」という点は、「素人のまま」でも良いと思います。

 ホームページは「失敗」の積み重ねが大切です。

 最初から上手く行くとあまり社員の教育になりませんが、失敗を繰り返すことで、その中から社員の「気づき」が得られます。

 従って、「5回くらいは失敗する」つもりで、社長さんはどっしりと構えていることをお薦めします。

 もちろん、

・社員向けのお勉強資料(各種テキストやセミナーへの参加)提供

・会社としての方向性の明確化

は必要ですが、この2点さえクリアしていれば、あとは「急がば回れ」で社員を信じて、好きにやらせてあげましょう。

 1年くらいすると、きっと社長さんがびっくりする位、社員が成長していますよ。(^^)