今回は、買い物カゴについて考えてみましょう。 まず最初に、あきばれネットの勉強会にご参加頂いたかたのお便りをご紹介します。
HKさん、勉強会へのご参加ありがとうございました。 当日はご挨拶程度しかできませんでしたが、是非、勉強会のあとの「懇親会」(という名の「飲み会」(^^)」で、もっとお話を伺わせて下さいね。 ●買い物カゴとは さて、HKさんのお便りの中にあった、「買い物カゴ」について、少しお話ししてみましょう。 買い物カゴとは、ホームページでの商品注文の機能で、有名なのはインターネット本屋の「アマゾン」の買い物カゴです。 ホームページの各ページを見て回っているアクセス者が、「これ欲しいな」と思ったときに、「買い物カゴにいれる」というボタンをクリックすると、その商品がサーバー上の「買い物カゴ」に入れられます。 そして一通りページを見て回った後、その買い物カゴの中に入っている商品を、「注文」するという流れになります。 ●買い物カゴは必要か? さてこの買い物カゴですが、お客さんからすると確かにあった方が便利です。ボタン一つで注文や購入が終わるわけですから、非常に簡単で、アマゾンが始めた時には「これは凄い!」と絶賛されました。 ですが、この買い物カゴを用意するのには、それなりにお金がかかります。サーバー付属の機能を利用するにしても、専用ソフトを購入するにしても、結構な費用が発生してしまうのです。 そもそも「買い物かご」というのは、実店舗で言うと、「高機能レジ」にあたります。 イメージで言うと、スーパーの買い物カゴに「高機能センサー」が取り付けられていて、買い物カゴに商品を放り込んだ途端に価格を自動計算。 そしてレジに並ぶことなく、クレジットカード決済が終わってしまう。 そんな感じです。 でも、こんな機能をつけても、スーパーの売上はほとんど変わりませんよね。 ホームページも同じこと。 お客さんは、「買い物カゴ」がついているからといって、別にあなたのホームページで注文してくれる訳ではありません。スーパーのレジが高機能だからと言う理由で、お肉を買う人がいないのと同じです。 つまり実店舗で「高価なレジ」がなくても商売ができるように、ホームページでも「買い物かご」がなくても問題ないです。 最初のうちは、購入する人はそれほど多くないですから、全て手作業でやっても全く問題ありません。(例えば、注文は全て電子メールやFAXで送信してもらう、等) お金をかけて買い物カゴを用意するのであれば、販促の費用にそのお金を回した方がよほど効果が高いです。 是非あなたも、「高機能なレジ」を用意することに血眼にならないようにして下さいね。(^^) |