レポート 〜成功する会計事務所のセオリー

バックナンバー

雇用の未来

(16/08/01)

 今から10年〜20年後。

 『これまで人間が行ってきた仕事の49%が、コンピューターに取って代わられる』

・・・という衝撃的なレポートをご存知ですか?

 このレポートは、野村総合研究所がオックスフォード大学のオズボーン准教授らとの共同研究でさまざまな仕事が“人工知能やロボット等で代替される確率”を試算したものです。

 この中には、会計事務所の業務も含まれていて、【これからの会計事務所は、何に注力していくべきか?】を改めて考えさせられる内容です。

 主に、「一定の情報を元に可否判断をするような業務」が人工知能やロボット等で代替されていくと考えられます。

 具体的には、

といったことです。

 会計事務所であれば、「仕訳をする」「試算表を作る」などが自動化されそうですが、完成した資料を「わかりやすく説明」したり、「経営者の目指す未来を実現するためにアドバイスをする」仕事は残るのではないでしょうか。

 そして、10年後も残る仕事かどうかを見分けるためには、「製販分離の考え方」や「工数分析・生産性分析」が重要になるのではないか、と考えています。

 自動仕訳の精度も高まってきた昨今、みなさまの事務所でも工数分析・生産性分析を行い、事務所の10年後を見据えたサービス・人材のあり方を検討してみてはいかがでしょうか?