日々の実務の中で判断に迷ったり、顧問先から何かが起きてから相談されたりして、対応に困ることが結構あるのではないでしょうか。 ある日、○○会社の社長から「これ経費にしておいてね」と言われて見てみると、すでに行ってきてしまった旅行の資料。見ると個人的な旅行と思われるが、全部が全部そうとも言えない。会社の得意先からの誘いだと社長は言っていたが……。どのように社長に説明し対応しようか。 日頃の実務において、このような悩ましい事案があるかと思います。先生方はこのような白とも黒とも判断できない事案に直面した時にどのように対応されているでしょうか。 今回、坂野上先生には、この判断に迷うような事案に直面した時にどのように対応しているのかを、坂野上先生が実際にあった事例とその対応方法を挙げていただきながらお話しいただきました。 全3巻で第1巻と第2巻が法人税、第3巻が消費税をテーマとした内容になっています。 第1巻の冒頭では、法人税のグレーゾーン取引を処理する際に坂野上先生が使っている「5つの武器」と題して、法人税法の規定からどのように理論立てて対応していくのがいいかをお話しくださいました。特に、坂野上先生の実際に対応した事例も大変参考になるかと思いますが、「なぜそのように対応したのか」といった根本的な考え方をしっかりお話しいただいておりますので、お聴きいただければ、先生方の日頃の実務でもお役に立てると思います。 また消費税に強い坂野上先生の論理的対応方法もぜひ参考にしてください。坂野上流グレーゾーン対応術です。
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