これだけは押さえておきたい・・・
(2015年12月)

解散・清算では慎重に対応する部分アリ

会社の解散・清算の実務マスター
新日本有限責任監査法人 フェロー
公認会計士・税理士
太田 達也 氏

 依然として件数が多く発生している、会社の解散・清算について、まとめてマスターできる商品を改めて発売しました。

 解散・清算の際にポイントとなるのは、下記のようなことであると考えられます。

○法務・会計・税務の連携の理解
会社法では営業行為の制限、取締役の退任、合併等の禁止等の制限がある
○作成が必要/不必要な書類がある
○所得金額の計算の取扱いに独特なものがある  一部特例は使えない

 非常に細やかな規則、縛りがある中で、漏れなくそれらを遂行するためには、ポイントの一番上にある、法務・会計・税務の場面ごとの関係性と連携を理解することが必要です。

 また、こうした実務に造詣の深い、太田達也氏は、下記のような注意点を挙げます。

○相続財産に含まれてしまう役員借入金は待ったなし!
○期限切れ欠損金の実務対応は万全ですか?

 今回はこれらの内容に関しても、各章のポイント、および第3巻の事例によって、より実践的に理解することができるようになっています。

 法人の顧問業務では避けて通れない実務であるとともに、お客さまの税額の有利不利にも係る問題となってくるため、実務ポイントを確実に押さえていただくのに有効です。


「期限切れ欠損金の損金算入は万全か?
会社の解散・清算の実務マスター」

太田 達也 氏
第1巻  解散・清算の法務
第2巻  解散・清算の会計
第3巻  解散・清算の税務
◆プロフィール◆
多くのセミナーや研修の場で、最新の会計・税務等の情報を発信する太田氏。実務上の問題点、ポイントを的確につかむことができるのは、さまざまな実務相談に対応しつつ、情報収集を行っているからである。知識だけでなく、対応方法まで学べるのは太田氏ならでは。