現在の医療機関の経営については、順調に経営を進めている医師や歯科医師も多い半面、競合の増加や人口減少により、思うような収入を得られていない医療機関も散見されるような印象です。 もとより、医療機関は一般の会社よりも安定的な経営ができる確率が高い業種であり、それを顧問する先生方にとっても、安定した顧問料を得ることができる顧問先かと思います。 そこで、税理士の先生が、医療機関に対してどんなお手伝いができるかをキャッシュフローを中心として考える、というお話です。しかし、経営コンサルティング的なお話ではありません。 会計・税務の専門家として、例えば固定費をどう削減してくか、設備等の導入に関してもどう考え、活用してくかなど、ポイントを押さえたアドバイスにより改善を図ることができます。 ■棚卸資産が増加しすぎている →原因は薬? ■過剰な設備投資はないか →リースや適正な割賦払いを検討 ■借入金の返済計画に無理はないか →リスケジュールも含めて検討 実際のキャッシュフロー計算書等を参考にしつつ、該当医療機関の状態を把握、どの部分に問題があるかを明らかにします。 他にも、人件費の改善や、行列のできる(繁盛する)医療機関を目指す方法、医業収益をアップする方法など、さまざまなアイデアが満載です。 医療に携わって30年の安部先生ならではの、数多くのアイデアが詰まっています。
|