これだけは押さえておきたい・・・
(2015年6月)

シミュレーションシートですっきり比較

役員退職金をトータルでプランニングできる
税負担シミュレーション
奈良会計事務所所長・税理士
慶應学術事業会 客員ファカルティ
奈良 洋 氏

 役員退職金を考える際のオーナー社長の悩みとして、「退職後の生活資金として退職金をいくらもらうのがいいのか」の判断があります。つまり、どうすることが最も得なのか? ということです。

 当然、退職金にかかる税負担額と手取り額を考えていく必要がありますが、「いつどのようにいくらもらうか」でこれらは変わります。さらに、どのタイミングでもらうかにより、役員報酬として受け取っている間の社会保険料の負担額も考慮する必要があります。

 一方、法人について言えば、退職金支給による法人税の効果についても押さえておく必要があります。また、退職金を受け取った後の、将来の相続税も検討しておく必要があるでしょう。顧問税理士としては、これらのことをトータルでアドバイスしていくことが求められます。

 そのためには、退職金をいつ、いくらもらうかについて、所得税、法人税と社会保険、さらに将来の相続税までを考慮したシミュレーションを明示し、比較検討していく必要があります。しかし、これが意外に手間のかかる作業です。

 そこで、本商品では、1巻『給与と退職金 税負担シミュレーション』2巻『退職金と相続税 税負担シミュレーション』という内容で、さまざまな想定を、すっきりと1枚のシートで分かるよう作成しました。

 これさえあれば、社長さまとその影響額を共有しながら、一緒に検討していくことが簡単にできます。


「役員退職金をトータルでプランニングできる
税負担シミュレーション」

奈良 洋 氏
第1巻  給与と退職金 税負担シミュレーション
第2巻  退職金と相続税 税負担シミュレーション
◆プロフィール◆
これまで大手企業を含む約300社超の税務会計業務支援、会社設立、再生支援などに携わる。一方、金融機関でのファイナンシャル講座、社会人向け戦略財務講座などの講師を担当。グローバル競争における企業の戦略財務について研究。