介護保険法の改正が平成26年度内には国会に提出され、平成27年度から施行されるという情勢が見えてきました。 すでに本年2月には、厚生労働省から「介護保険制度の改正案」として草案が発表されており、明らかになってきた部分があります。 先日の診療報酬の改定で、有料老人ホーム等への訪問診療の保険点数が一気に下げられ、今まで脚光を浴びてきた訪問診療が一気に苦境に立たされている、という報道がなされました。 つまり、国側の意向や法改正により、いきなり情勢が大きく変化するのが、この医療・介護の世界。法改正にはアンテナをはっていないと、落とし穴が待ち受けています。 今回お話しいただいた内容として、注目ポイントは「デイサービス」です。介護ビジネスの中で一番施設数が多いデイサービスにメスが入り、参入規制が検討されています。 つまり、平成27年度以降、今までのようにデイサービスに参入することができなくなる、という可能性があるのです。 その他にも、さまざまなことが検討されており、「国がどのような展望を持って進めていこうとしているのか」ということを知ることは、介護の顧問先を持つ先生方にとっても重要な要素となっています。 今回はその最新情報をお送りするとともに、第3巻では、現在受けることができる助成金等のお話もしていただきました。 顧問先に情報提供をしていただくとともに、今後の方向性について、一度、コンサルティング的なことが必要かもしれません。
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