役員報酬の定期同額給与の期中改定。 恐らく、社長さんがこう言ってくることは多いはずです。「先生、今期は業績があまり良くないし、資金繰りも少々厳しいから、私の給料を減らすよ」。 ところが、税務的にはすんなりいきません。 つまり、役員報酬の定期同額給与を損金算入することができない……。 利益調整になる、ということが理由ですが、それ以上に会社の状況が切迫していたらどうでしょうか。 特に「減額」に関しては、明確な数字があるわけではなく、言うなれば「程度問題」。どの程度切迫しているんですか? ということです。 そこで、今回は期中の減額、増額に関して事例を挙げていただきました。 主な事例は下記の通りです。 1.一時的な資金繰りの悪化よる定期給与の減額改定
5.従業員の賞与を一律カットせざるを得ない状況 6.業績が好調による期中の増額改定 7.期中に減額改定をし、増額改定した場合
このようなケースや類似のケースに当たった時はぜひ参考にしてください。
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